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スポーツやりながら、人生について考えるよね

ウィンドサーフィンって、というかスポーツって、やりながらいろんなことを考えます。

楽なこと・既にできることだけしてても、成長しないんだなぁ、とか。
リスクとってでも、新しいことに挑戦したほうがワクワクするな、とか。
本気でやらないと、楽しくないんだなぁ、とか。

大手日本企業が「体育会で頑張ってきた人」の枠持って採用するの、わかる気がします。

今日は、かっこいいことだけじゃなく、かっこよくない自分にも気が付きいろいろ考えました。

①あきらめてたら、チャンスから遠ざかる

前「海に落ちるときって新しいことに挑戦してるんだな」(ニヤニヤ)ってしてました。でもそれだけじゃなく、というかカッコいいことだけじゃなく、「落ちるほうがラクだから」って場合もあるんだなって今日思いました。

落水すること(ウィンド用語で「沈(ちん)する」)。
一見、失敗。
でも、失敗のほうがラクなとき、つまりあきらめるほうがラクなときってあるんだなって。そして自分の「あきらめやすさ」はラクしてただけかもしれないと。

今日はめちゃめちゃ海に落ちたのですが、それって新しい状況、新しいセッティングでバランスをとったり風を入れたりできていないということ。
落ちるときって筋肉いらないんですよね。

でも、踏ん張ってたらすぐにいい風吹いて、流れに乗れた。いちいち海に落ちてたら逃してた。

Chance favors prepared mind(チャンスは準備された心に降り立つ)だなぁって思いました。今の仕事も、「やめなくてよかった」って思えるときがくるのかもしれない。

②自分でやることで成長する

普段はインストラクターの指示でやっていること。ただついていっていればいいこと。

今日は特に指示がなかったためか、自分が正しい方向に進んでいるのか、普段よりよく吹いているのに、なぜ風をうまく活かせていないのかすらわかりませんでした。

やってみた上でフィードバックを受ける。そしてまたやってみる。
自分でやってみないと、何十回やっても基礎的なことすら案外身につかないんだなってことがわかりました。

③人との比較しがちな自分

ウィンドサーフィンって、セイル(帆)の大きさである程度レベルがわかるのです。そしてその帆の大きさって、帆に数字で書いてあるのです。

ウィンド

わたし、人の帆を見ながら「この人はわたしより上手いのか」その数字を探して気にしてたんです。
(多分もっと上手い人なら、帆の大きさなんかじゃなくてテクニックでわかると思うけど、もはやそれすら気にしないんだろう)

よく言って負けず嫌い、悪く言って嫌なやつ。笑

でも、私がそうやって見ていた人たちが、海で手を降ってくれて嬉しかったし、自分も疲れているのに帆の片付けを手伝ってくれたりして、「レベルとかまじどうでもいいな」と感じました。「人のだから片付けなくていいか」と思ったりしていた自分も恥ずかしく思いました。

④いまラクするとあとがつらい、今つらいのは過去にラクした分

ウィンドサーフィンは、風と帆をつかって海の上を走るスポーツです。

※ウィンドサーフィンの説明になってしまったので読み飛ばしていいです

ウィンドサーフィンは、風の向きによってかわるとあるラインを行ったり来たりしています。

・風上=風が吹いてくる方向=風にさからって進む=向かい風
・風下=風が吹いていく方向=風の流れにそって進む=追い風

風上に近づくように走ることを「のぼる」、風下に近づくように走ることを「くだる」といいます。
本当の坂道のように、のぼるほうが大変で、くだるほうがラクです。

ラクして風下に行き過ぎると、あとで戻ってこれなくなったり、ボードを降り海の中をボードを引っ張って歩いて定位置まで戻ってこないといけなくなったりします。

いまラクするとあとがつらい、今つらいのは過去にラクした分というのは、風の向きのためです。これって人生でもそうなのかもなって。

⑤道具を大事にする

人が見ていなくても、道具をおざなりにせず大事にすること。

海から上がったとき、帆とボードを地面につけないように運んでいたら、インストラクターに「初めてちゃんと持っているところを見た」と言われました。

やっぱり人って見ているし、普段の振る舞いって細部に出るよな、と思いました。

まとめ

insight ーいまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力」を読んだから、いろんな自分に気がついたと思います。というか薄々気づいてたけど、こういうところにも出るんだなって思いました。

あきらめがちな自分とか、人が見ていなければいいや的な自分とか、人と比べがちな自分を、訓練して人間を磨きたいなっておもいました。

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