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日々感情#06 その人はどんな人?

皆さん、こんにちは。

今日は同じ職場で働いている人の話をサクサクっとしたいと思います。

それでは、日々感情です。

日々感情#06のテーマは、
その人はどんな人?」です。

今日お話しする人は、同じ工場で働く年上の先輩です。

その先輩は、あまり他の人たちに好かれていません。
俗に言う、嫌われ者ってやつですね。
その原因は、「自分勝手」というものらしいです。

僕が今の工場に来たばかりの頃、よくこんな話を耳にしました。
「◯◯さんは本当に自分勝手」
「どうせ◯◯さんでしょ」
「◯◯さんは使えない」

僕はそんな話を、へーとただ聞き流していました。

僕が今の工場に来て、その先輩と同じチームで働くことになってから約1年と数ヶ月が経ちました。

で、実際どう?

僕は好きですね。

確かに少し自分勝手ではあります。
でも、それは自分勝手ではなくてマイペースという表現の方が正しい気がします。

使えない?
いやいや、めちゃくちゃ頼りになります。
この使えないという表現は、ただただ言っている人たちが時間優先で物事を判断しているだけですね。
その先輩は、時間よりもその事象を受け止めてしっかり対応することに長けています。

どうせ◯◯さん?
どうせ、の意味が全くわかりませんね。

さて、今回の日々感情でお伝えしたいこと。

それは、
その人を決めるのは自分自身
ということです。

いつもながら当たり前のことを言い出すのが、僕の日々感情です。

どんなに万人に愛されている人だとしても、自分が苦手だと感じたのであれば苦手でいいんです。
どんなに万人に嫌われている人だとしても、自分が好きだなと感じたのであれば好きでいいんです。
自分で知って、関わって、そしてその人を自分なりに判断したらいいんです。

そう。いつだって決めるのは自分自身です。

人はどうも、人を見る(知る)ということよりも、人から見られる(知られる)ということに敏感なようです。

数日前に少しゾワっとする出来事がありました。

その日、夜勤のために夕方工場へ行きました。
就業前なので多くの人が通勤していました。
玄関で足を骨折した人がスリッパへの履き替えに戸惑っていました。
その横を何人もの人が通り抜けていきました。
僕はその人のスリッパの履き替えを手伝いました。
これは僕にとっては当たり前のことでした。
そこには何の感情もありません。

それよりも僕が少しゾワっとしたのは、何人もの人がその横を通り抜けたということです。
もちろんその人を手伝うかどうかは自由で、手伝わないからダメではありません。
そこではなく、僕がゾワっとしたのは、その通り抜けた人たちの中に普段なら手伝ってあげる人がいるだろうなってところです。
例えば、どこかの道端や、森を散策中とかに同じように困っている人がいたら助けたりするんだろうなって。

つまり、人の流れの中で困っている人を助ける自分を見られることを意識するんです。

そのことに気づいた僕は少しゾワってなりました。

話を戻します。

その人はどんな人?

それを決めるのは自分自身です。

誰を好いてもいい。
誰を嫌ってもいい。

それを決めるのは自分自身です。

ただ、1人だけ。
1人だけでいいので、この1人だけは愛してあげて下さい。
それは、自分自身です。

この世に誕生して、そしてこの世からお別れするまでの自分の人生において。
1番長い時間を共に過ごすのは、自分です。
親でもなく。愛する家族でもなく。
自分なのですから。

僕はこのことに気づくまでに時間がかかってしまいました。

おしまい。


p.s
独身の僕が「家族」という言葉を使うことに少し躊躇いを感じる今日この頃です。
あと、何を太字にすれば良いかいつも迷います。笑

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