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日々感情#04 お別れとその先
皆さん、こんにちは。
GWはいかがお過ごしだったでしょうか。
僕はシフト勤務のためGWはなく、通常運転していました。
さて、今日も今日とて日々感情です。
私ごとですが、1週間ほど前からジャブ、ジャブ、ストレート!といったリズムでメンタルをほどよくえぐられる出来事があり、昨日までそこから抜け出すことに苦労していました。
一昨日ある出来事があり、そのお陰もあって、
ようやく立ち直りました。
今日はこのことについて、なるべくサクッと話したいと思います。
ジャブ、ジャブの部分については省略して、ストレートの部分から話していきます。
ということで、日々感情です。
日々感情#04のテーマは、「お別れとその先」です。
ちょっと暗いテーマになって申し訳ないですが、僕のnoteは落書き帳。
その時の感情を思ったままに書きなぐる。
ご了承下さい。
1週間ほど前の出来事です。
僕は友人と電話をしていました。
ふと、昔色々とお世話になった知人についての話題を思い出したため、そのことについて話を切り出しました。
すると、その友人から、
「え?知らなかったの?◯◯さん亡くなったよ」
と、想像すらしていなかった返事が返ってきました。
頭の中、真っ白です。
動揺が隠せないまま僕は話を切り上げて、
電話を終えました。
知らないところで別れが訪れていた、
というのも結構辛いものがありました。
この感情にはバックグラウンドがあります。
僕は数年前に一度メンタルの病いを患いました。
その時に人との関係を拒絶して、僕自ら多くの友人や知人との縁を切りました。
この事について、今では後悔の念が絶えないのですが、当時はどうしようもなかったのです。
人との関わりがどうしようもなく痛くて怖かったんです。
今も僕は、当時の僕を一切責めるつもりはありません。
ただ、その時に縁を切っていなければ、知らないところで別れが訪れることもなかったのかなと、その日の僕は思ってしまったのです。
どうしようもなく自分を責めてしまったのです。
これがいけなかった。
それから、数日はぼーとしながらも仕事場ではなるべく普段通りに過ごしました。
帰宅してからは、ぼーとしながら音楽を聴いてみたり、Netflixを見てみたり。
なーんにも入ってきませんでした。
そして3日ほど経過した時に、ダメだって。
このままこの感情を宙ぶらりんにしておくのはダメだとなり、向き合うことにしました。
その人との思い出をしっかり振り返って、その人がもう亡くなったという現実をしっかりと認識して、その人とのお別れを自分の中でしっかりと済ませました。
言いたかった言葉や、伝えておきたかったことを胸の中でしっかりと噛みしめて。
今は元気にやっています、と。
その2日後ですね。
冒頭で言っていた一昨日の前日です。
LINEが鳴って、見てみると
「GW長崎に帰ってきてるので、久しぶりに会いませんか?」
ってメッセージがきていたのです。
送り主は、僕が心の病を患った時に勤めていた会社の後輩でした。
胸がザワっとしました。
やはり当時のことがフラッシュバックするんですよね。
しかも、メンタルが少し弱っているタイミングだったのでなおさらです。
心を病む前の僕はめっちゃくちゃ明るくて、自分で言うのもなんですが後輩の面倒見がとても良かったです。
そのため、よく慕われました。
その後輩も縁を切った1人です。
そのため、心がかなりざわつきました。
今までの僕なら断っていたと思います。
どーしよーと悩んでいるときに、亡くなった知人が浮かんだんですよね。
また知らないうちに誰かを失っていまうのなら、今の僕をどう思われようが一度会ってみようって思えたんです。
そして、一昨日会いました。
後輩は当時よりすごく痩せていて、ちょっぴり大人になっていました。
一緒に長崎市内を散策しながら色んな話をしました。
道に迷って2人で笑いながら、わちゃわちゃしました。
後輩は言ってくれました。
「どうしてもユキヒロさんに会いたかったんですよね」って。
そして後輩はいっぱい話してくれました。
今の自分の状況、他の後輩たちのこと、私生活のこと、会社のこと。
どれも心の中では僕が気にしていたことばかりでした。
嬉しかったです。
そして別れる少し前に、川沿いを2人で歩いているときに言ってくれたんです。
「やっぱ楽しいですね」って。
その言葉を聞いて、僕は救われました。
自分の立ち直りに自信が持てました。
そろそろ、この感情ともお別れしていい頃なのかなって思えました。
知人との別れから僕はまた一歩進むことができました。
僕は思うんです。
別れは悲しいです。
どうしようもなく悲しいです。
けど、別れが教えてくれる大切なことがあって、その感情は受け取った人の中で生きていく。
別れのその先はその人の人生なんじゃないかなと。
おしまい
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