テクノロジーとはなにか? 人間と物質界の接点 〜「MORE from LESS」
”テクノロジー” 直訳すると「科学技術、工業技術」。
なんとなく、PCのようなマシンや、金属っぽいイメージがあり、コンピューターっぽいイメージがある。
「MORE from LESS」脱物質化というテーマで、テクノロジーをかんがえる。
テクノロジーとは
「実体的な目的を達成するために、知識を組織化したもの」
哲学者エマニュエル・メッサニー
人間がよりよく生きるため、皆の知識が結晶化したもの。
PCなどないずっと前の時代から、テクノロジーは人間によってつくりだされ、人間によって育てられてきた。
さっき考えた”コンピューターっぽいイメージ”とは全く異なる、無色透明な”人間の知恵”のイメージに変わった。
「テクノロジー、人間と物質界とのアクティブな接点である。食料を手に入れ、保存し、調理する、服をまとう。動力を得る(動物、人間、水、風、電気、それ以外の方法で)何かを建てる。建設に何かを使う。医療。何もかもテクノロジーだ。風雅な人々は巷のあれこれには心惹かれないかもしれないが、私は強く惹かれる」
SF作家 アーシュラ・K・ル=グウィン
”人間と物質界”という言葉がシンプルでよいな、と共感した。
世の中にある、人間とそれ以外の世界の間にテクノロジーは存在する。
様々なもの、行動、人間が思考する時も道具としてテクノロジーを活用しているんだろう。
いずれはテクノロジーの進化によって、有機物と無機物の境界すらなくなる可能性はある。
「脱物質化」の流れは、その境界があいまいになって、いずれなくなってしまう流れのように感じた。
©️Mahalopine
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