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九月の御製からのインサイト

千早ぶるかみの力によりてこそ
われをたすくる人もいでけれ



靖国神社の九月の御製。
明治44年は西暦1950年、73年前に詠まれたものでした。

現代に置き換えると「千早ぶる」力というものは
いったい何なのだろう、とふと考えました。
科学やテクノロジーは私たちに大きな力を
与えてくれていることに間違いはありません。
リーダーシップやマネジメントも
ひとを惹き付けたり、チームで動くために必要な仕組みだったりします。

それらがあった上で
いまの世の中があるんだとすると
平和な世界や地球環境との共生に向き合う時に
人間が作り出した力ではなくて
「千早ぶる」力に寄り添う気持ちは大切なのだと感じます。

日々の生活や仕事では、直ぐに結果を求めることばかり。
もっともっと、と自分で自分を束縛しているんだと感じます。

以前お世話になったお客様が、独立5年目で素敵な記事をまとめられていました。
ビジネスキャリアからのライフキャリアへのシフト。
思わず10年近くぶりにコメントしてしまいました。


その支配は最初は誰かからされていたはずだったのに、気づけば自身で希望しない方向に支配していた――

そうコメントバックをもらって
人生において自由になることは、自身の支配からの独立なんだろうと感じました。

まだまだ未熟者だな、と思いながら。



©️2023 Mahalopine

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