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「児童虐待・子どもへの暴力防止フォーラム」に参加して感じたこと

新しい仕事の関係もあり、「児童虐待・子どもへの暴力防止フォーラム」に初めて参加した。

テーマは「コロナ禍における孤立化した子ども・家族の現状と課題、今後の支援について」

近年の状況は、より一層、子ども・家族の孤立化が深刻になることが危惧される。
フォーラムでの講師の方のお話は、どれも心をうたれる内容だった。自分たちに出来ることを考えるきっかけになった。

子供の貧困、7人に1人

3年ごとに調査されるもので、今年が3年目ということもあり、より悪化されることも想定されている。7人に1人という現実は、地域や職業、家庭環境などで偏重しているのだろう。
ひとり親、ワーキングプアなどへの支援の仕組みが不足している実態があらわれたものだろう。
失業問題と労働問題という点で対策が求められている。

児童虐待が過去最多の20万件をこえる

貧困が連鎖している。縦軸に“貧"、横軸に“困"をとり
そんな中で、児童虐待が過去最多の20万件となった。
申告数が、表に出てきていること自体はよいとのことだったが
年々増加する件数には目を覆いたくなる。
Webで調べると、30年連続で増加しているという驚愕の事実があった。
児童虐待の被害から救う、保護するということはもちろんだけれど
未然に防ぐためには、どうしたらよいのか?を考えないといけない。

行政、企業、NPO・NGO、真ん中に市民

第1セクター、第2セクター、第3セクターとしての
行政、企業、NPO・NGOの一体となった活動は大切。
その中心となるのは、市民であり、各セクターの構成員はみんな市民だという話には、説得力があった。

市民自立型社会を目指す。
そんな中で、構造の問題も多い。貧困、虐待などは縦割りの影響を受けている。市民が孤立しないシステムをどうやって作っていくのか?
私たちも市民として、意識を高く持ち行動することが大切なのだと痛感した。

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同じセミナーに参加していた同僚が記事を書いていた。
心を動かされて行動に出ていることは素晴らしいことだ。
私も行動していこうと思う。


©️Mahalopine

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