「心は量子で語れるか」〜自然の中に備わっている数学的な構造・理論
ロジャー・ペンローズ(2020年のノーベル物理学賞)
以前に買ったままでなかなか読み始められていなかった本を
夏休みの課題図書として読み出した。
「心は量子で語れるか ロジャー・ペンローズ」
20年以上前の書籍だけれど、読み応えがあって面白い。
The Large The Small The Human Mind
宇宙、量子、人間の心
相対性理論など、いろんな書籍で読んだけれど
人間の心と物理学や数学を同じように扱おうとしているものは初めてだ。
自然の中に備わっている定理
相対性理論のようなエレガントな理論は
たくさん実験をして、その結果から導き出したものではなくて
目の前の”自然”の中に備わっている数学的な構造を見つけだしたもの。
数学的な構造がまさに"自然"の中に備わっており、理論は実際に目の前の空間に広がっているのだ。
それがあとになって、たくさんの実験を経て、その正確性が認められた。
アインシュタインは、そこに存在する何かを明らかにした
自然の中にある最も基本的なもの、すなわち空間と時間の性質であった。
一般相対論は100兆分の1まで正確と認められている
自然の中に生命としている人間
自然の定理である「空間と時間の性質」を見つけ出したことは
本当に素晴らしいことだ。
いずれ相対性理論と量子力学をつなぐ定理がみつかれば
人間の心もさらに飛躍できるんだろう。
途中経過・・・超難しくなってきました 笑
一生懸命読んでおりますが、量子力学で「エントロピー」の話が出てくると急に理解が厳しくなってきます😅
他にもいっぱい難しいキーワードがあるから、メモを懸命に取りながら読書していこうと思います📝
んで、この記事をアップデートしよう〜!(といってみた)
夏休みの課題図書でした。
(メモ)
シュレーディンガーの猫
ユークリッド幾何学/ロバチェフスキー幾何学
ユークリッド型空間(二次元平面で表現)で膨張していく宇宙
ビッグクランチ
ロバチェフスキー型空間で膨張していく宇宙
宇宙のジオメトリー(幾何学的構造)
ロバチェフスキー幾何学
エッシャーの版画 「円の極限」
双曲幾何学
双極型(ロバチェフスキー)曲面の全体が、ポアンカレ円板の上に移された
幾何学的問題の分析や結果には特有のエレガントさがある。
双極型宇宙
“測定”という行為をする時にのみ、量子力学は非決定論的になる。
ディラックのブラケット
ψプサイ
量子レベル(シュレディンガー方程式)
U 決定論的、計算可能(?)
R 従来/近似/ランダム 非局所的
新たな(未知の)理論 OR理論 計算不可能
古典レベル(ニュートン、マクスウェル、アインシュタイン)
C 決定論的、計算可能(?)
精神、量子力学、潜在的可能性の実現について(アブナー・シモニー)
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©️Mahalopine
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