【エッセイ】少し長めの出張で

土曜日から、少しながい出張にでている──────

東京の後楽園、名古屋、岐阜、多度、名古屋、岐阜、名古屋──
目まぐるしく移動しながら名古屋で二泊。

今朝は名古屋駅から新幹線で新大阪に乗った。

新大阪駅について、ローカル線に乗り換える時に「なんだか今日は寒いな」と感じる。昨日はTシャツで多度町の竹林の中にいたのに、今日は薄手のジャケットを羽織っていても腕組みをしてしまうくらい。

まわりを見渡してもジャンパーやコートを着ている人も多い。

そういえば、名古屋でも大阪でもすれ違う人がほとんどマスクをしていて、いつもの少し東京とは雰囲気が違うように感じる。
そう感じながらポケットからマスクを出してちょっとだけしてみる。

──出張先のそれぞれの土地で感じること。いつも自分が住む街とはちょっと違う季節だったり、人の習慣だったり。

聞こえてくる話し声も、地元のひとのリラックスした方言。
僕も東京では田舎者まるだしの関西弁がトレードマークになっているけど、20年も経つとそれなりに変化しているのを痛感する。
ちょっと恥ずかしいけれど、いまさら元に戻そうとしても難しいもんだったりする。

お客様先に訪問前に、前回もきた市民センターの中にあるちょっとおしゃれな喫茶店で軽くランチ。
お客様とのミーティングのあと、電車で1時間半ほどかけて神戸に移動した。あんがい時間がかかるもんだなぁと思いながらも、普段と違う景色だからそんな時間もすぐに過ぎてゆく。

ホテルにチェックインしてからお客様たちとの会食。
長年お付き合いしている人たちばかりなので、リラックスした雰囲気に包まれる。
ビジネスも人生も僕より10年近く長い大先輩との会食は、なんだかんだ甘えられるところも多くて、学ぶことも多い。
おのおののペースで勝手なことで談笑して、リアルにその場にいるだけで、余計な言葉はいらない気がした。
日本人ってそういうところがあるよなぁ──のんばーばるこみゅにけーしょんってやつかw

そんな力まない会食は一次会で早めに解散。
一緒に宿泊している後輩はWeb会議があるとのことで、部屋で終わるのを待って、22時からラーメンでも食いに夜の街を散策するか〜と話をしていたけれど、肝心の僕がベットにバタンキューと爆睡してしまって気づいたら23時・・・。

あーやってしまった汗

コンビニで麦茶とソルマックを買ってきて──
せまいビジネスホテルなお風呂につかって、部屋の片隅のせまいテーブルでMacBookを開いて・・・　←イマココ

久しぶりに土日も含めて昼も夜もずっと予定を入れているから、結構つかれているのかな。ずっと交感神経が活性化していたからあんまり疲れいるとは感じてなかったけどきっとそんな気がする──。

＊＊＊
5月から今の職場を離れて、新しい仕事に就くことになった。
同じく環境系の仕事で、より一層責任ある立場になる。

その挨拶まわりも兼ねているのでちょっと長めの出張になってしまった。

明日も２件ほど訪問してから、軽く大阪で飲んでから新幹線で東京にもどる予定。
翌日は5月からお世話になる職場にはじめての挨拶にいくから早く帰らないとな〜

──あ、その夜は今の職場の送別会か。

そんなこんなで
土曜日から、少しながい出張にでている。

ま、ぼちぼちねよか、ということや　

（おわり）

ぼちぼちいこか | マイク・セイラー,ロバート・グロスマン,今江 祥智 | 絵本ナビ：レビュー・通販

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