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【季語:花筏】鳥のこゑ浮かべたるかな花筏

花筏 はないかだ
水面に散った桜がかたまりとなって、優雅に流れるさまをいう。流れる様子を筏に見立てての言葉。花の散りかかる筏を言う場合もある。

きごさい歳時記ウェブサイトより


今朝、紫乃先生の季語を見た時、これもまた美しい言葉だと感じました。
詠まれていた俳句もすばらしかったので私もきれいな俳句を詠んでみたくなりました😊


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いつもの外堀沿いの散歩道。桜の花びらの絨毯がひろがっていました。
水面に浮かぶ花びらこそありませんでしたが、イメージするには十分な雰囲気。



花筏鳥のさえずり浮かびけり

推敲句:鳥のこゑ浮かべたるかな花筏(鶫先生バージョン)

鶫先生にみていただき、「さえずり」の季重なりということが判明!!😅
まさかの季語でございました。推敲いただいたもので随分よくなってしまいました。
鳥のこゑ 〜かな というポイントは大変勉強になりました。ありがとうございます😆


いつもより元気に鳥がないていました。すずめの声ともうひとつ違う声も聞こえましたがなんの鳥かわからず(笑)
チュチュチュチューみたいなのでしたが。花びらの上にさえずりが浮かんでみえました。


道端にゆるり流るは花筏

推敲句:道端にゆるり流るる花筏

紫乃先生のアドバイスで文字通り流れがよくなりました!
三段切れを回避は意識してたけど、この辺の動きのつけ方は勉強になります。ありがとうございます!


ふと足元に目を向けると、道端の排水溝にそって、花びらが川のように流れています。ゆっくりと流れる花筏がイメージされます。
今度の雨で花筏になるのでしょうね。

うつろひをつれてはこべよ花筏

最後は自分の心を。
春はゆったりとした心のうつろいを感じるものです。
憂鬱な気持ちや憂いを、流すように花筏に乗せて運んでいってくれそうです。




本日もお疲れ様でした。きれいな季語をありがとうございました。
夕飯たべます🍚🌸😆

#俳句幼稚園

©️Mahalopine

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