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ユキハラ創作企画 月間報告(06/06-07/03)

生み出せはしなかった月間だった

開業半周年を迎えた「ユキハラ創作企画」のロゴが今回の背景だよ。
油断していたら特級のアレが来て、まあ大変だったよ身も心も。

ちょうど前回の報告の直後

まあ、例の事件があったよね。
ちなみになにも語らないよ。無関係だから。
ただ、無関係だからといって影響が及ばないわけじゃなくて、それによって僕の心身はひどく損なわれたということは書いておくよ。後述するけれど、後期の事業にも影響が及ぶことになったしね。今はなんとか生活周期も戻って回復しつつあるよ。

個人事業の半周年をふりかえって

前期の期初ではもっとゲーム作品の企画関連が多く動く想定をしていたけれど、それはものの見事に外れて、確実な収入源も無いままにもがきながら第1四半期は過ぎてしまった。
第2四半期は収入源の模索をしつつ、なかなかままならない企画に苦しんでいるうちに過ぎてしまった。予定していた収入が無くなったりもしたよ。
そんなわけで、前期の事業収支は約15万円の赤字、個人収支は約100万円の赤字だったよ。すでに親から100万円を借入しているんだけれど、まあ今期はどこまで想定内に赤字を収められるかな……って感じだね。
なによりの問題なのは、「創作企画」を名前に持つのに、自分の作品の企画をまだ始動すらできていなかったことだよ。だから、後期の始まりにおいて最優先事項として企画始動が挙がるというわけさ。

新作企画は2本並行

これが無謀だって言われるのは承知のうえなんだけれど、まあ多少は説明しておこうか。
前提として、僕は後期も今と同じ収益構造を維持するつもりだ。週に2~3日は塾講師や家庭教師として勤務し、他はLight․vn関連の業務や自分の企画、技術書の読み込みと実践に充てる。
収入をすぐに増やすことは企てていない。学習指導のコマ数をいくらか増やすくらいはするけれどね。現時点でLight․vnでの開発案件は年間で約40万の売上を見込んでいるんだけれど、ここは例の事件の影響で他エンジンのユーザーへの営業をしばらく控えなきゃいけないから、増えることは期待しない。らいとゔぃえん祭の実行委員として審査に関わるからには無料作品の機能開発とかも受注できないから、むしろ減る可能性のほうが高いと思っている。
どんなにしんどくても、死なない限りにおいて今年度は赤字を呑むと決めている。だからこそ、なにに時間を充てるのかを判断する材料がほしかったんだけれど、前期の大ケガのおかげでそれはけっこう集まったんじゃないかって思っているよ。
さて、前提が長くなったけれど、要するに収入を諦めることで時間を確保して、それを新作に充てようというわけだ。愚行であることは承知。この選択で悦に入るわけじゃない。なぜなら赤字が高々でどうなるかはすでに算出してあるからだ。
週に休日をまったく設けないでいると心身のどちらかが崩れるのは確認済。学習指導は週2.5日、Light․vn関連は1.5日として、企画に充てることができるのは週に2日といったところかな。そこで動かす企画としては、短編が1本、長編が1本。短編のほうは数か月前にちょっと動かした『日進月歩』で、長編のほうはルーズリーフと記憶が題材の『Loose Leaves』だよ。どちらもノベル・アドベンチャーの物語だ。
まず、7月は両作品の企画を始動して、制作計画を立てるところから開始する。順調に進めば、次は『日進月歩』のシナリオに着手するつもりだ。
両作品とも、制作の順番は「シナリオ」「プログラム」「音楽(外注)」「背景(自作or外注)」「立ち絵(外注)」「イベントCG(外注)」を原則とするつもり。可能であればシナリオ執筆期間で筆力を戻して小説執筆につなげたり、背景描画をしっかりと実践しながら習得したりしたいんだけれど、あくまで願望に留めておく。『日進月歩』で僕が担当する領域が年内に完成しなければ企画としては失敗とみなすから、優先事項は自ずと決まってくる。
どうして『Loose Leaves』も並行で制作するのか。それは、もっと物語に注力してほしいと僕が自分に対して思っているから。都内でほどほどに暮らしてゆけるしおそらくそれなりの昇給も見込めていたであろう前職を辞めて、確かな案件や収益見込みも無いまま開業してまでやりたかったのは、創作企画だ。僕が物語に生きることの、可能性の追求だ。物語世界の追究だ。前期は他のことに思考を奪われすぎた。もったいないことをしたから、取り戻す。奪回してやろうじゃないか。
『日進月歩』はフリーゲームの予定だったけれど、今は数百円くらいで販売することを検討している。そのほうが制作予算を積みやすいからね。そして『Loose Leaves』は販売価格2千円以上を目標に企画する。僕はルーズリーフが大好きなんだけれど、実は『Loose Leaves』をルーズリーフでコラボしてもらえるような作品にすることは、前身の企画を立てた頃からの目標のひとつ。せっかくだからここで書き表しておくよ。

おしまいだよ(まだ続くよ)

収益と自己目標の両方を姑息に追求した前期だったけれど、後期は自己目標を優先。すでに傷を負って血は流しているから、そうしてまでやりたかったことを追って駆けてゆくよ。待ってろ僕の物語!
それじゃあみんな、素晴らしい創作生活を!

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