12月、頂き物の柿で作るカプレーゼ

気づけば12月。
年末に向けて日々バタバタしている。

完璧までいかなくとも、少しでも綺麗な状態で年を越すため、休みのたびにちまちま掃除している。

溜め込んだスニーカーやサンダルを1足ずつ順番に洗濯したり、手付かずだったコンロ周りをピカピカにしたり。

元々(というか今も)私は掃除が好きではない。

アレルギー体質なので、ホコリについては気を使うことが多いが、くしゃみが出なければ良いだろう精神だ。

むしろせっかく仕事がないのに、家でもちょろちょろ家事をこなすのが最初は苦痛だった。

だが、一度綺麗な状態にしてしまうと、これを維持したい！ずーっとピカピカのまま使いたい！と思えるようになってくる。

実際、休みの度に3時間掃除に費やしているわけではない。
長く見積もっても30分が関の山だ。

30分で心の平穏を保てるなら、悪くない時間の使い方に思える。

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先日、職場で柿をお裾分けしていただいた。

大きな紙袋2つ分にもなる大量の柿。
少し色味が薄い状態で3つ貰ったので、熟れるまで待つことにしていた。

私の実家では柿を食べる習慣がなかったので、柿を食べるのは中学の給食ぶり。

給食ではデザート枠で配られた柿だが、大人になった私は今回カプレーゼにしてみた。

柿が全然見えないですね。

手でちぎったモッツァレラチーズ、柿を邪魔しない程度の大きさに切った生ハムに、オリーブオイルと岩塩、ブラックペッパーをかける。

モッツァレラのマイルドでミルキーな味と、生ハムの塩気が熟れた甘い柿を際立たせていた。

なんて“いいつまみ”なんだろうか。
大好きなハイボールとの相性もバツグンだ。

柿も少し手を加えただけで、おしゃれな前菜に早変わり。

また来年も食べたい、秋を感じる一皿だった。

さて…
残りの2つはどう調理して食べようか…