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地方から上京してお笑いライブへ初参戦する時に覚えておいて損はないかもしれないこと

先日、久しぶりに上京し、お笑いの推しの漫才を初めて生で見ることができた。

私は元々東京に住んでいたのだけど(という枕詞は偉そうなのかなと最近少し思う)、今は羽田から飛行機で一時間くらいのところにある海沿いの地方都市で暮らしている。

生でお笑いに触れられる機会は少ないし、都市部にあるお笑いの劇場へ足を運ぶとなれば、それなりの額の交通費が必要だ。

だから、限られた貴重なチャンスはできれば不意にしたくない。

今回地方から上京してお笑いライブへ初参戦してみて、これは事前に知りたかった…と思うようなポイントがいくつかあった。

この記事ではその心構えについて触れてみようと思う。

なお、今回参戦したのは、推しの単独公演ではなく、他の芸人の漫才やコントも同時に見られるネタライブである。

・●●はして行った方がいい

元々服装にはそれほどこだわりがない。

仕事を辞め地方移住してからというもの、新しい服はほとんど買わなくなった。

買うものといえば古着くらいで、それでも十分事足りていたのだった。

そんな地方暮らしを半年ほど経験した経た後、東京の大きな町に行ってみて感じたのは「みんな小綺麗な服装をしているなあ」ということだった。

だからこそ、自分の服装は他と比べてどうなのか、浮いていはしないかということが、以前にも増して気になるようになっていた。

服装が気になってお笑いライブが楽しめなくなる…ことは流石になかったものの、折角推しを見に行くのだから、もっとちゃんとした格好をしていけばよかったという後悔の念は残った。

お笑いに限らないが、推しを見に行くのなら、結婚式に参列する時のようなおしゃれとは言わないまでも、心地いいと思える服を持って行った方が良い。 例え荷物になろうとも、だ。

もし予算が許すのなら、上京後にライブ参戦用の服を一揃い揃えるというのも、楽しくて良いかもしれない。

・案外●●を持っている人はいない

先ほど、推しを見に行くならおしゃれはしていった方が良いと書いた。

ならば、おしゃれのついでに推しグッズで身をかためて行きたい、推しのファンであることをアピールしたいという方もいるだろう。

確かにそれも推しを推す方法の一つなので、否定はしない。

ただ、ネタライブの会場で周囲を見た限りでは、お笑いグッズを持っている観客はほとんど見受けられなかった。

休日、平日、両方のネタライブを見たにも関わらず、である。

かくいう私も、お笑いグッズのカットソーとトートバッグを持って上京してはいた。

ただ、何となく気が引けて、ライブ当日はトートバッグこそ持って行ったものの、カットソーは着ていかなかった。

そして結果的に良かったと思っている。

初めてお笑いを見に行く時、それが推しの単独ライブ等ではないのならば、全身を推しグッズで染め上げていくと、少し場違いな思いをするかもしれないので、私にはあまりおすすめできない。

・座席は●●が良い

これは今回私がした中で一番大きな失敗だと思う。

推しのコンビのうち、私が特に好きなのは立ち位置右の方であった。

浅はかな私は彼の顔を見たいからと、舞台右側の席に陣取った。

しかし実際に公演が始まってみると、よく見えたのは立ち位置左の人の顔であった。

勿論コンビの二人とも好きなのだけれど、立ち位置右の人の顔がほとんど見えず、横顔や後頭部ばかりが見えてしまうという非常に残念な結果に終わった。

もし座席が自由席なのならば、なるべく真ん中を選んだ方が良い。

・●●はあらかじめ探しておく

時間ができてからウロウロしたり、地図を見て探したりするのは、例え土地勘があったとしても非常に面倒くさい。

荷物が多ければ尚更だ。

それに、休日ほど喫茶店やレストランは埋まりやすくなる。

会場近くにどんなスポットがあるか、喫茶店やレストランはどこにあるかということは、事前に調べておいた方が良いだろう。

時間が許すなら、あらかじめ一度行ってみるのもありだ。

折角上京したのだからと話題のお店へ行くのも良いが、大行列、大混雑で結局休まらなかったというケースもあり得る。

例えどこにでもあるチェーン店だったとしても、チェックを怠らないようにしよう。

・●●は覚悟せよ

吉本興業のオンラインライブ配信は、高くても千数百円程度、安ければ千円を切る値段に設定されている。

一方、現地で生でお笑いライブを鑑賞するとなると、二~三千円はかかるのが相場だろう。

オンライン配信の安い値段に慣れてしまうと、現地参戦する時の値段を非常に高く感じると思う。

予算が心配な人は、現地のライブ参戦で幾らくらいお金がかかるかを、事前にしっかり計算していった方が良い。

また、現地到着後に、お目当ての公演の直前のライブにも興味が湧きチケットを購入するということがあるかもしれない。

それを念頭に、予算は少し多めに考えておくと良い。

現地参戦は確かにいつもよりお金がかかる。

けれど、オンライン配信では味わえなかった会場の空気を感じて、きっと何か新しい発見があるはずだ。

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