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【声のかたち】


人権作文に

娘が吃音のことを書いたと

笑顔で教えてくれた。

タイトルは「声のかたち」だと。


2歳半ころから急に、
言葉が出にくくなって
話すのにもどもるようになり

時には顔を真っ赤にしながら歪めて

太ももを拳で叩きながら

やっとやっとしゃべる様子をみてきた。

本人が一番辛いはず

っていいながら
娘を見ている自分の胸が苦しくて

「なんでこの子なんだろう」

「いつになったら治るんだろう」

「からかいやイジメがあるかもしれない」

「周りの目を気にして話さなくなるかもしれない」

「入試や就活の面接で答えられないかもしれない」

「いつかコミュニケーションを避けて心を閉ざす日がくるのかもしれない」

まだ起きていないこと
起きるかどうかも分からないことで
頭がいっぱいのままに
過ごしてきた日々

娘をかわいそうな対象
私が守らなければならない対象
にする事で
不安を打ち消そうとしていた

大切だからこそ、傷つけたくない
大切だからこそ、悲しみを避けたい
大切だからこそ、失敗を避けたい

「大切だからこそ守りたい=親の愛」

だと思っていた。

しかし成長とともに

傷つくことも悲しむことも、
失敗の苦さ悔しさも
経験させないことが
本当に親の愛なのか?

わたしの思うように育つことが
この子の幸せなのか?


『自分で決める、選べる子に
 なって欲しい。
 人と沢山関わって欲しい。』

という願いと関わり方の矛盾がどんどん強くなっていった。

もう、守るじゃなくていい。
やってみよう、が育っているじゃない。
味わおう。
やってみよう。
大丈夫。

どんなあなたも大丈夫。

繊細な気づきセンサーも
急いでいても道を譲れる優しさも
人の役に立つ喜びを表すことも
誰かの優しさに「心がポカポカしたよ」といえるところも

美しいよ。
かっこいいよ。

どんな私(あなた)でも素晴らしい

まるごとの自分(あなた)を愛する

娘をとおしてみる自分。

自分をとおしてみる娘。

外側があるから、内側に気づけるね。
ありがとう。
ありがとう。



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