マイストーリー②~アレルギーっ子を育てることは、私へのギフトだった!

一般的に、食物アレルギーがある子は、食べられないものがあってかわいそう、お母さんは大変、そんな風に思われがちです。

でも、長男に重度のアレルギーがあることで、

私の人生を変えるような、大きなギフトを受け取りました!

それは、食の大切さを、身をもって実感したこと。

食生活を整えるだけで、体だけでなく、心までもが整い、

さらには、生き方、人生まで変わるということ。


長男に小麦アレルギーがあることで、小麦を食べることをやめ、

米粉に変えました。

また、毎日の食事を見直しました。

調味料を、国産の素材にこだわった良質の原料を使ったものに変えました。

また、ご飯とみそ汁中心のシンプルな食事。

乳製品を控え、

添加物のなるべく少ない自然に近い食材、無農薬の野菜を採ることを心掛けた。

そんな食生活を続けていくうちに、

あれ!なんだか肌のぶつぶつがなくなってきれいになっている!

体が軽くなって、やる気とエネルギーが湧いてくる感覚。

それまでの私は、朝起きるとなんだか疲れていたり、夕方は体がだるくて、頭もすっきりしない、やる気が出ないことが多く、

なんとなく具合が悪い、そんな日常でした。

長男のアレルギーをきっかけに、自分が食生活を変えたことで、

毎日の食事によって、こんなにも、体や心の状態、

そして、日々の生活まで変わってくるのだ!ということに気付いたのです。

食事は、毎日直接体に取り入れるもの。

生きること、命そのものなのです。

食事を整えることで、自分らしさ、本来の力を発揮出来るようになったり、

望む人生を切り開いていける、そんな可能性があるのです。


そして、そもそも長男はどうしてこんなにも重度のアレルギーになったのだろう?と考えました。

アレルギーの発症には、遺伝的な要因と、環境的な要因があります。

その環境的な要因として、食習慣が大きな影響があるのではないか、と思います。

毎日の食生活、

ご飯とみそ汁中心、発酵食品をとって腸内環境を整えている場合と、

添加物を多く摂っている場合では、

症状の出方は変わってくるかもしれません。

毎日無意識に選んでいる食事、それは、小さい頃からの食の経験によって得た、食の好みであることが多いです。

食事の好みは、お母さんが、お子さんに小さい頃から食べさせてあげているものによる影響も、大きいと思います。

食習慣は、本人だけでなく、そのお母さん、さらにそのまたお母さんから受け継がれている、そんな一面もあるかと思います。

私自身も、以前は小麦パンが大好きでした。食事代わりにもよく食べていて、食べているとなんだか幸せな気持ちになったのです。

考えてみると、子供の頃は、朝食はいつもトーストとハムエッグ。

週末に、母とベーカリーレストランでランチをするのが楽しみで、

焼きたてのパンが次々に運ばれてくるので、好きなパンをワクワクしながら選んでいました。

パンは幸せな記憶と結びついて、より好きになっていったのです。


お子さんの毎日の食生活を整えてあげることが出来るのは、毎日食事作りをしているお母さん(またはお父さん、おばあちゃんかもしれませんが)の役割が大きいです。

だからこそ、毎日の食事に何を選ぶのか?

普段無意識に選んでいる食品が、どのようなものであるのか?その知識をつけることは、大切です。

それによって、今、何を食べるのかを主体的に選択する力がつきます。

もちろん、忙しい時、大変な時、また楽しみとして、外食や出来合いの食事に頼ることも、一つの選択。

でも、普段の食事において、本当に体が喜ぶ食事は何か?

体を整えてあげるために、何を食べるか?

それを主体的に決めていく力が、お母さんにはとても大切だと思います。

私は、長男のアレルギーをきっかけに、

ごはんとみそ汁を基本として和食中心の食事に変え、

食材は、出来るだけ素材の品質がよいもの、自然のものを選ぶようにして、

発酵食品を多く摂ることを、心掛けました。

さらに小麦をやめたことによって、

腸内の環境が整い、

長年抱えていた体の不調も改善し、

体が整うってこういうことなんだ!

毎日やる気とエネルギ―にあふれて生活を送れるすばらしさを実感しました。

だからこそ、一人でも多くのお母さんに、

食の大切さに気付き、

毎日の食事を主体的に選ぶ力をつけて頂きたい、

と思います!




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