洋式トイレの便座は温かいほうがいいに決まってる(と思う)。

洋式トイレの便座は温かいほうがいい。
というか、温かくないとダメだろう。
いや、ダメだし。
冷たい便座は認めません!キッパリ!
とすら思ってる。

だって、ヒンヤリしてると超びっくりするもの。
からだも緊張するし。

「ヒャッ!」

って言っていいのは、雪や氷の上に尻もちをついたときだけだ。←違ったらごめん。


だいたい「温かい」はやさしい。
穏やかで開放感がある。
小さいころに読んだ『北風と太陽』にだってそう書いてあった。

そしてそして、わたしは思う。


『温かい便座』って、日本人の『おもてなし』精神そのものだな、と。

豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だったころ、織田信長の草履を暖めていたのは有名なお話。

秀吉がまだ木下藤吉郎という、信長の草履取りの時代のことであった。

 ある雪の夜、信長が女部屋からの帰りに下駄を履くと、温かくなっていた。「おまえは腰掛けていたな、不届者め」と怒って秀吉を杖で打ったが、秀吉は頑として「腰掛けてはおりません」と言い張る。信長が「温かくなっていたのが何よりの証拠だ」と言うと、秀吉は「寒夜なので、御足が冷えていらっしゃるだろうと思い、背中に入れて温めておりました」と答えた。 

 「ではその証拠は何だ」と尋ねられると、秀吉は衣服を脱いだところ、背中に下駄の鼻緒の跡がくっきりとついていたという。信長は感心し、すぐさま彼を草履取りの頭とした。

(http://www.m-network.com/sengoku/sen-epht.html)

「温かい」はひとの心を打つのであーる!
って、高崎でドヤ顔を決めておりますが、なぜこんなことを朝っぱらから書いているかというとですねー。


今、泊まってるホテルの便座がそれはそれは冷たいの。夜中にトイレに起きてなにげなく座ったら、目玉が飛び出そうになったのです。
このご時世に、しかもホテル。

「そりゃねーだろーよ」


と思うわたしは間違ってるのだろうか?
検索したら、やっぱり!!
出てきた、このホテルの『便座が冷たい』が。
→こんなこと調べてるぐらいヒマ。


ニューヨークで便座が冷たいのはあきらめがつきます。よくあることだし、日本じゃないし。
でも、日本だもの。おもてなしの国だもの。
そして、ホテルなんだものー。
しかも、温水洗浄器付きなんだもん。



と、いろいろ書きましたが、とにかくわたしは便座は温かいほうが好きです。
ただそれだけ。
はあ、スッキリ!




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