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沖縄の代表する夏野菜|ゴーヤー(苦瓜)

琉球料理の中でも庶民料理は、「食べ物は薬-クスイムン」と言って、「薬食同源」の考え方があります。

今回は、沖縄の代表する夏野菜「ゴーヤー(苦瓜)」をご紹介します。

琉球の食医学書である「御膳本草」にゴーヤー(苦瓜)について記されています。


夏の季節は毎日食ってよい、邪熱を除き、疲れを解き、明目、心を清めると書いています。

解説)
身体にこもった熱をしずめ、夏の疲れをとり、心のバクバク興奮を沈める、目の疲れにも良く、夏は毎日食べて良い。

ゴーヤーは、夏に最適な食材と琉球時代から言われています。
ただし、食べ過ぎに注意が必要です。
ゴーヤーは、お腹を極端に冷やすので
調理する際には、お腹を温める食材を組み合わせる事がとても大切です。

今回は、琉球の庶民料理「ゴーヤーウブシー」を紹介します。


今回ご紹介する「ゴーヤーウブシー」は、7つの材料を使います。

ゴーヤー
三枚肉
味噌
砂糖
鰹出し
豚の出汁
ラード


味噌には「お腹を温める」効果があります。ゴーヤーを調理する際には、とても良い組み合わせです。
ゴーヤーウブシーは、鰹出汁と豚出汁の2種類を使い、ゆっくり時間をかけて調理します。ゴーヤーと味噌が絡み合い艶感が出てきたら出来上がりです。

日持ちもしますので、是非試してみて下さい。

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