#15 機内・初めて肉眼で見たManhattan・・・ニューヨーク1人旅 2018年11月1日(木)1日目 15

機内では、おトイレに行く以外、14時間近くずっと同じ姿勢を取り続けていたので、背部痛を不快に思いながらも、バラエティを観る、ウトウトする、ニュースを観る、ウトウトする、を相変わらず繰り返していた。
機械音(エンジン音)が気になって、映画や読書に集中できなかった。
何よりワクワク感が大きくて、ソワソワしていた。
 
着陸2時間ほど前だろうか。軽食の時間になったらしい。ディナーの時のようにメニュー表が配られ、オレンジジュースとパンケーキを頼んだ。
ウインナーとポテト、ヨーグルトとフルーツ、ペットボトルのお水が付いてきた。ディナーの時ほどの感動はないが、ここは食いしん坊の私、美味しくいただいた。

この時には、やっと窓のシャッターを上げて、外の景色を楽しむことができた。

そりゃそうだ。だってアメリカは真昼間なのだ。
せっかくだもの、青い空と雲海を楽しまなくちゃ。
だってこの景色は、飛行機に乗って雲の上に来なければ見られない、
特別な景色なのだから。

軽食が終わると、もう少しでJFK空港に到着するとアナウンスが流れた。
いよいよだ。憧れのNew Yorkの地に降り立つことができる。

ふと眼下を見ると、イーストリバーとハドソンリバーに挟まれた、Manhattan島が浮かんでいた。初めて肉眼で見た。
うわぁ、地図の通りだ(当たり前)。
35年以上憧れ続けてきたManhattanを、初めて肉眼で見た時の感激は、
数年経った今でも鮮明に思い出すことができる。
本当にManhattan島の真ん中に長方形の緑・Central Parkがあった。
(だから、当たり前だってば)。

(ピンボケしててごめんなさい)

 全身がゾクゾクと身震いした。上空から見るManhattan島は、思っていたよりこじんまりとした島に見えた。
ところが、そのManhattan島がどんどん後ろに行き遠くなる。
〝ああ、憧れのManhattanが小さくなるぅ~〟
そう、着陸するのは郊外のJFK空港であり、Manhattanではないのだ。
そんな当たり前のことに、小さくなるマンハッタンを見ながら改めて気が付いた。

さあ、もうすぐJohn F Kennedy International Airport(ジョン・F・ケネディ国際空港)に到着だ。

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