#39 ダッフィのいないディズニーストア・・・ニューヨーク1人旅  2018年11月2日(金)2日目・・・10

One Times Squareビルの三角地帯を訪れ、赤い階段を目指した。
すると、左側にディズニーストアが見えた。

実は、職場の同僚から、ディズニーストアNew York店限定の、ダッフィのぬいぐるみをお土産に頼まれていた。
赤い階段はこのあとでも行けるけれど、ディズニーストアは閉店時間が決まっているだろうから、先に行くことにした。そうして階段行きを一時中断し、ディズニーストアに向かった。

出入口は1ヵ所しかなく、混み合っていた。

日本のディズニーストアと何がどう違うのか、比べてみたかった。
若干、日本のディズニーストアにはない商品らしき物はあるような気がしたが、取り立てて広大でもなく、大きく目を引く物はなかった。

きっとディズニー好きにはたまらなく魅力的なのだろうが、私にはその価値はわからなかった。
ただ、日本と違って、出入口に男性店員がインカムを付けて立っており、出入りする客に陽気に話しかけていたこと、どの店員もディズニーが大好きでたまらないといった感じがして好感が持てた。
東京ディズニーランドのキャストに対応してもらっているようだった。

店内に入り、ダッフィを探した。1階、2階と一通り回ってみたが、どちらにもなく、思い切って聞いてみることにした。昼間チェルシーでポストカードが買えたことや、Starbucksでドリンクが注文できたことで少し自信がついていた。近くにいた店員のおねえさんに聞いてみた。
「Where is Duffy?」
英語はまったくできないが、これくらいなら言える。
どうやらおねえさんには通じたようだ。
ところがおねえさんは〝no〟だの〝nothing〟だの言っている。
え? no? nothing? それってないってこと? え? だってダッフィはディズニーのキャラクターじゃないの? それなのにないとはどういうこと?
「No?」
と聞き返すが、おねえさんはないようなことを言っているらしかった。
〝うそだぁ。ディズニーストアにディズニーキャラクターの商品がないわけないじゃない。あ、さてはおねえさん、面倒くさかった?〟と店員を疑い、別の店員に聞いてみたが、同じく〝No〟なのである。
やはりないのか。往生際の悪い私はさらに突っ込む。iPhoneでダッフィを検索し、出てきた画像をショップスタッフたちに見せた。けれどもやはりNoなのだ。
このNoが、今だけないのか、元々置いていないのか、滞在3週間のうちに入荷するのか聞きたかったが、できるわけがない。まあ、ここなら3週間のうちに何度も来られるだろうから、その都度探してみることにしよう。

さあ、ディズニーストアを出て、いよいよ再び赤い階段を目指した。 

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