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子育ての第二フェーズへ

子育てのことばかり書いて申し訳ない。日常が「子ども」と「仕事」しかないので、仕事の進捗を除けば、子育てだけが残る。

ずいぶん前のことだけれど、児童館デビューを果たした。周りには生後2カ月でデビューした子もいて出遅れを感じたが、引っ越しなどがあったので仕方がない。

不安になるも、わくわく、どきどき。胸を高鳴らせて参加して、近所に住むママたちと話した。通っている小児科のこと、離乳食のこと、保育園のこと、きょうだいがいること……。さまざまな話題が飛び交って、子どももほかの赤ちゃんに興味深けに手を伸ばしていた。

帰宅して重たいリュックをどさりとおいて、一息ついた。初めての児童館に興奮した子は、なかなか眠らなかった。

相手をしながら、妙に心に残る、この衝撃はなんだろうかと考えた。

「ママ友ができるかも」と期待していたけれど、思ったより難しく拍子抜けしたせいか、はたまた、子どものおむつ替えに失敗したからか。

確かなのは、それまで子どもと私の1対1だった関係が終わったと感じたことだ。

子はほかの赤ちゃんを見て、興味深げに触れていた。「優しく触ってね」と私は言い、相手のママも「よかったね、お友達ができて」と赤子を通して会話した。

子がほかの赤ちゃんの手を握った瞬間が、社会に触れた瞬間だったんだ。私は社会に向かう子どもを見守る「子育ての第二フェーズ」に入った。

妄想族なので、すぐに赤子が育つ場面が頭をよぎった。母と子だけの特別な時間は終わる。週に1回通う児童館の時間は、そのうちもっと増えていくだろう。

コロナ禍で少しだけ、周りと関わる機会は減った。つらい日々のようで、母と子の時間が増えたと考えれば、いつか輝いて見えるのかもしれない。

節分の日の赤子。大きめのオニのパンツが、とてもかわいい👹


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