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誰が興味あんねんって話〜【#私のパートナー】

別に誰も興味ないでしょうけれど、私と夫の馴れ初め話や、しても意味のないタラレバのお話。
「#私のパートナー」こんなお題があったので、書いてみようと思います。
(※見出しの写真は本物の私たちです。私、日焼けで腕黒いよね‥‥笑)


①出会いは、15歳のとき。高校1年生でした。

私と夫は、もともと同じ高校の同じ陸上部。
同級生で3年間、ともに走って汗を流した仲間のうちの1人でした。

私は高校時代100mハードルと400mハードルが専門。
夫は、100m・200mの短距離専門。当時の100mのベストタイムは10秒4でした。凄ない⁈ 高校生でよ!
今思っても、身内びいきなしで、夫は陸上選手として凄かったな〜と。

私の実力は近畿大会レベル。全国区ではなかった。

しかし、しかし。
私たちが仲良かったかというと‥‥? 全然(笑)。

陸上は個人種目だし、男女で練習メニューも全然違うし、夫は昔から無愛想というか・クールというか・どちらかと言えば話しかけにくいオーラを放っていたので。
当時はイケメン部類だったし、モテていたと思うし、陸上の成績的にもミーハーな女の子たちにちょっと騒がれていたような気もする。

他校に彼女がいたというし、私のイメージではとっつきにくい人かな〜?とも思っていました。私も当時は別に好きな人がいて、のちに他の陸上部内の男の子と付き合ったりもしていたし。
その頃は特にお互い、興味はあまり無かったように思います。

②初めて異性として意識したのは、大学生のとき。

大学2年生になった、ハタチの夏。
高校陸上部同窓会で再会しました。この時初めて、やっとちゃんとまともに話をした感じ。多分、高校3年間の会話を足しても敵わないぐらいたくさん。
話すとすごく楽しくて、気が合うなと思いました。

すると、帰り際に夫から、
「俺、今バイクが趣味やねんけどさぁ。今度、後ろ乗せるから若草山の夜景見に行こうや。」
と、誘ってくれました。

こんなんらしい。若草山の夜景。
結婚してからも、結局一回も連れてって
もらってないわ!今度見にいこうよ!!

しかしその時、私は体育科の大学に進学してガチのサッカー部に所属し、目指せインカレ!目指せ全国!な時代。
日焼け真っ黒で、オシャレかわいい女子大生とは程遠い身なりをしていました。メイクもほとんどしてなかったし。

対照的に、夫は大学では陸上を続けておらず、有名大学の理工学部でバイクが趣味だと。なんか、サラサラ髪になっとるし。
私は、どうしても釣り合わないように思えたというか、うまくいくイメージが持てませんでした。
私は大学の近くに一人暮らしをしていて、部活もバイトもしていたし、なにせ時間の余裕がない。
夫の通う大学とは距離もかなり遠かったのもあって、会う時間的にも、男女として付き合う想像ができなかったため、その時のお誘いは私がお断りしたのです

③33歳を過ぎた頃に、偶然の再会。

私も20代の頃は、人並みには恋愛経験がありました。スポーツ関係の仕事では男女半々ぐらいの環境だったので、もっぱら職場恋愛。
しかししかし、今思い返せばダメ男ばっかりのダメンズウォーカーでしたね(泣)。私に男を見る目がなかったんでしょう。
なんかね、私がいなきゃダメなのよこの人、みたいなのばかり。
年上も年下も、何人かは数年続いて同棲もしたことあったけど、どれもうまくいかず、結婚までには至りませんでした。

うまくいかなかった理由は、男性側だけでなく
もちろん私にもあると思いますが。

そんな20代を過ごし、独身のまま33歳を過ぎたある日。
コミュ力おばけで行動力モンスターの、イケメン大好きMちゃんが先に、夫に偶然ばったり出会いました。
(※Mちゃん⇒前回の記事に登場した、鰹のタタキの子です。)

「ええー!〇〇くんやん!久しぶりー!」
「全然変わってないやん!今もめっちゃカッコいい!独身?彼女おる?」
「独身なん?彼女おらんの?え~~!(歓喜)!!」
「紹介したい人いるから、名刺の裏にケータイの番号書いてちょうだい!」
「知らん番号から電話かかってきても、絶対出てや!絶対やで!」
と、怒涛の弾丸トークで攻め切り、夫のケータイ番号をゲットしました。
(注:Mちゃんは当時すでに3児の母。)

そうして、私のもとにMちゃんから電話がかかってきたのです。
えらく興奮気味に、
「あのさぁ!!〇〇くんに偶然会ってん!」
「全然変わってなくて、ハゲてもなくて、デブでもなかった!」
「今もめっちゃカッコよかったし、独身で彼女も今おらんって言うから、電話番号もらってきたで!」
「電話して、ゴハン行き~!絶対やで!絶対!行ったら報告してや!」
と。んなアホな。そんな無茶ぶりある??

確かに、33歳の当時でまだ独身だった同級生女子が、私の他に少なかったってのもあるけど。どうやら、Mちゃんのお眼鏡にかなったのが私だったようです。素直にMちゃんの指示に従って会うことなり、すぐ付き合うことになりました。

このMちゃんのお節介と行動力がきっかけとなり、私たちは結婚しました。Mちゃんはキューピッドであり恩人です。ありがとう!

あれから12年たった今も、夫婦仲はとても良く、楽しい毎日を過ごしています。

④人生は、恋愛は、結婚は、タイミングが大事?

結婚してからも、昔話になると夫に
「大学の時、俺から誘ったバイクの話、断ったよなぁ~??」
と根に持たれています(笑)。

【タラレバ】な仮定の話をしても意味はないのですが、
もし、高校生のときに付き合ってたら、どうなってたかな?
大学2年のあの時の誘いを私が受けてれば、もっと早くに結婚してたかな?子どももできていたかな?
もしタイムマシンがあって、高校生の私たちに
「将来この人と結婚するからね!絶対にうまくいくからね!」
と言えたなら、どうなるかな??

当時の選択や決断が正しかったかどうかは、
何十年もあとになってから分かることだと、
スティーブジョブズが言っていた。まさに。

過去を仮定の話で想像したって、何ひとつ変わらないけれど、起こったことすべては必然だったと思いたいなぁ。だって今はとても幸せだし。
夫と結婚して、人生をともに歩むパートナーとして選んだことに、1ミリの後悔もない。今ももちろん大好きだし毎日楽しい。

もし、もっと若い頃に付き合ってたとしたら、若さゆえの価値観のぶつかり合いとかでうまくいかなかったかもしれない。
大人になって、お互い色んな経験を積んだ年齢で再会したから、うまくいったのかもしれない。それは誰にもわからん!

まあ、色々考えたとて時間は巻き戻せないから、結果オーライとしよう。

今が幸せ、それで充分だもの!!


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