つみれ通信

目薬との格闘 ~つみれ通信~

我が家の猫「つみれ」さんは、猫ヘルペス(猫風邪)の後遺症で、目・鼻・歯茎等に炎症が残っている。先週、抗生剤を注射してもらい様子を見ていたが、目の炎症が改善されない。しかたがないので、目薬を処方してもらった。

元々野良のつみれさん。人に体を触られるのが嫌で仕方ない。目薬をさすために体に触れば、うなるし暴れる。部屋中を逃げ回り、追い詰められ、つかまって、無理矢理目を開かされ、目薬を入れられる…。部屋中を、猫と私があちこち駆け回る。大乱闘スマッシュブラザーズ状態。

あぁ、かわいそう。私のエゴで、治療という名目で、怖いことをされている。

目薬を差した後は、うなりながら丸くなる。私を見ておびえる。ごめんね、ごめんね、と人語で言っても伝わらないだろう。

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「目薬をさすの、大変なんだよ~」と夫に話しながら、私は猫を追いかける。猫を捕まえる。そしてまた目薬をさす。夫はそれを、ぽけーっと見ている。猫はうなる。夫は見ている。

あ、これが噂に聞く"育児を手伝わない夫"かー!と思うと同時に声に出してしまった。手伝えって言わないと動かないやつな!本当にいたんだ、びっくりしたわ!

…無意識に、助っ人に来てもらえると思い込んでいた私も悪かったか。

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