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ソーシャルゲームって何なんだ

ソーシャルゲーム。音ゲー、RPG、パズルゲー…私はいろいろなソシャゲをプレイしている。けれど、ソーシャルゲームって何なんだろう、と思う。

従来の家庭用ゲームの「レベル上げ作業」とはあきらかに違う「作業」がソシャゲにはある。ゲームが作業になるのがソシャゲの特徴だと思う。「周回」と呼ばれるものだったり、そもそもゲーム自体が作業だったり…。その作業を簡単にこなすために、脳死プレイ・放置プレイと呼ばれる手法を極めようとしている人もいる。楽しまずにプレイするって、それってゲームなのか?とも思うが…。

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任天堂から公開されている「どうぶつの森 ポケットキャンプ」というソーシャルゲームがある。

「どうぶつの森」は、主人公の「あなた」が動物たちに果物や魚などをプレゼントし、親密度を上げていくというゲームだ。そもそも「どうぶつの森」自体がとても作業的だ。ソシャゲとは相性が良かった。

リリースから2年がたったが、約1年前にUIの大幅改修があった。動物に「会いに行く」という作業を短縮するシステムがのった。動物に会ってプレゼントをすることで親密度を上げるはずが、会いに行かずともよくなってしまった。動物に会いに行く途中のロード・移動が面倒に感じていたので、私としては良かったが…。ソシャゲ的…作業的になってしまったな、とも思った。

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「どうぶつの森」もその他ソシャゲも、ゲームを毎日の習慣的作業として落とし込もうとしているのを感じる。遊びのハードルを下げて下げて…という感じ。家庭用ゲームとの差別化には必要なことなのだろうし、ログイン率・課金率を上げるためににも必要なのだと思う。

でも、ゲームって思考するからゲームなんだよなぁ。

思考しないゲームって何なんだ?それはゲームなのか?と思いながら、今日もポチポチと画面をタップしてしまう。

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