ゆき 〜ほんとうはエロい日本の古典〜

源氏物語、とはずがたり、増鏡、栄花物語、大鏡、日本書紀、古事記など、古典が大好きです。…

ゆき 〜ほんとうはエロい日本の古典〜

源氏物語、とはずがたり、増鏡、栄花物語、大鏡、日本書紀、古事記など、古典が大好きです。 私なりの「エロい日本の古典」を表現したいです。 よろしくお願いいたします。

最近の記事

中高年の光源氏は超絶モテなかった!おじさんはやっぱり嫌われるのか?!

光源氏、彼は源氏物語の主人公、容姿端麗で頭脳明晰の才色兼備、かつ、帝の息子で血筋は最高、しかもお金も持ってる権力もある、最高の男として描かれています。 当然、女にモテる、そりゃぁもう、モッテモテでやりたい放題なわけです。 が、しかし、源氏がモテたのは若いころだけって知ってましたか? 中高年になった源氏は、途端に、ぷっつりと、ぜーんぜんモテなくなるのです! 実際に源氏をフッたのは、次のお二方です。 ・昔の女の娘で息子の嫁さんの秋好中宮 ・昔の女の娘の玉蔓 源氏は中高

    • とはずがたり その1 ~自由奔放な女性・後深草院二条が語る乱れた宮廷事情〜

      「とはずがたり」という女流日記をご存じの方は少ないかもしれません。 源氏物語や枕草子ほどの知名度はなく、かなりマニアックな作品です。 それもそのはず、とはずがたりは鎌倉時代の女流日記ですが、発見されたのが1940年とかなり最近だからです。 私がnoteを始めたのは、この作品を語りたかったからです。 その理由はただ一つ、とにかくエロいから。 この時代の宮廷事情は乱れに乱れきっており、最高にエッロいのです。 これから、この「とはずがたり」という素晴らしい作品をご紹介していきた

      • 女の敵?!光源氏のひどすぎる女の扱いを大暴露!~その2~ 紫の上特別編

        紫の上は源氏の最愛の女性だから幸せな人生を送ったと、一般的には言われています。 しかし、私はそうは思いません。 むしろ、源氏物語の中で、もっとも不幸な女性だと思っています。 源氏が、幼女の紫の上を「無理やり」妻にした、ロリコンエピソードはあまりにも有名です。 しかし、紫の上の不幸は終わりません。 さらなる不幸が待ち受けていたのです・・・。 ここでは、「紫の上は本当に幸せだったのか?!源氏に不幸にされた女~紫の上」として、紫の上の不幸エピソードをまとめてみたいと思います。

        • 源氏物語にみる「花沢さん問題」とは?花沢さんを見くびるなよ?!

          「花沢さん」と言えば、日本人なら誰もがあの女の子のことを思い浮かべることでしょう。 サザエさんに出てくる、ダミ声の花沢不動産の一人娘、あの花沢さんですね。 私は常々、「なぜ、花沢さん、または、花沢さん的な存在の女の子は、こんなにも理不尽な扱いを受けるのか?!」と考えていました。 できるものなら政治家になって立候補し、「花沢さんの名誉回復を!」と声を上げたいくらいなのです。 そして、源氏物語にも花沢さん的存在の「近江の君」という女性が登場します。 この記事では、花沢さん問

        中高年の光源氏は超絶モテなかった!おじさんはやっぱり嫌われるのか?!

          【平安時代エロ豆知識】平安時代の性教育ってどうなってるの?

          前回は、源氏物語の主人公、光源氏の女に対する鬼畜な扱いについてあげつらってきました。 しかし、ここで平安時代の性教育について、ご説明する回を一度設けたいと思います。 読者の方の中には、 「なぜ、平安時代の女性は、夜這いされたときに逃げないんだい?」 「大きい声を上げれば、誰かが助けに来てくれるでしょ?」 などと、疑問に思う方も多いのでは、と考えたからです。 そこで、この記事では平安時代エロ豆知識ということで、平安時代の性教育についてご説明したいと思います。 ■男子向けの

          【平安時代エロ豆知識】平安時代の性教育ってどうなってるの?

          女の敵?!光源氏のひどすぎる女の扱いを大暴露!~その1~

          光源氏は源氏物語の主人公で、言わずと知れた平安時代のスーパースターです。 昭和の時代のアイドルの名前に使われたように、日本中のだれもが知っている美男子、イケメンですよね。 しかし、彼は多くの女性を犯し、傷つけ、ひどい扱いをしてきたことを知っていますか?! ここでは、本当はひどい光源氏の女性の扱いについて、大暴露していきたいと思います! ・光源氏とはどんな男なのか? ・人妻を犯し処女を犯す!~空蝉と軒端の荻 ・義理の母に横恋慕し犯す!~藤壺女御 ■光源氏とはどんな男なのか?

          女の敵?!光源氏のひどすぎる女の扱いを大暴露!~その1~

          ほんとうはエロい日本の古典 ~エロい古典の世界へのいざない

          源氏物語や百人一首など、日本の古典を一度は学校で習ったことがあると思います。 でも、たいていの人は、 「何言ってるかわからん」「おもろない」「古典文法ダルイ」 「てか、古典読めなくても生きていけるやん」 などと感じていることでしょう。 数学と並び、不人気教科ナンバーワンではないでしょうか? しかし、日本の古典はおもしろいのです! なぜなら、エロいから! エロいと聞くと、興味がわいてきませんか? この記事では、古典のエロさから魅力を感じ取っていただければと思います。

          ほんとうはエロい日本の古典 ~エロい古典の世界へのいざない