女の敵?!光源氏のひどすぎる女の扱いを大暴露!~その1~

光源氏は源氏物語の主人公で、言わずと知れた平安時代のスーパースターです。
昭和の時代のアイドルの名前に使われたように、日本中のだれもが知っている美男子、イケメンですよね。
しかし、彼は多くの女性を犯し、傷つけ、ひどい扱いをしてきたことを知っていますか?!
ここでは、本当はひどい光源氏の女性の扱いについて、大暴露していきたいと思います!

・光源氏とはどんな男なのか?
・人妻を犯し処女を犯す!~空蝉と軒端の荻
・義理の母に横恋慕し犯す!~藤壺女御

■光源氏とはどんな男なのか?

最初に、源氏とはどんな男なのかを見てみましょう。

系図_桐壺帝→源氏

源氏の父:桐壺帝、天皇、最高権力者
源氏の母:桐壺更衣、桐壺帝の最愛の女性だが、父が大納言で身分が低く、しかも、父はすでに故人で後ろ盾がない弱い立場

源氏は、桐壺帝の第二皇子です。
帝の息子ですから次の帝になることも可能、しかも、母親は桐壺帝の最愛の女性なので、最高権力者の桐壺帝から深い寵愛を受ける、無敵の存在なのです。

しかし、すでに、正妻の弘徽殿女御が生んだ第一皇子がいます。
そのため、皇太子になるのは、位が高く正妻の弘徽殿女御が生んだ第一皇子と決まっていたのです。

しかも、この弘徽殿女御は大変に嫉妬深い女でして、帝の寵愛を一身に受ける桐壺更衣が憎くてたまりません。弘徽殿女御は桐壺更衣をいじめにいじめ抜き、ついに桐壺更衣は心を病んで亡くなってしまうのです。

源氏はまだ三歳で母親を亡くしますが、桐壺帝に愛され美しく賢く育っていきます。

そこで、桐壺帝は考えます。
第一皇子よりも、愛する桐壺更衣が生んだ第二皇子を皇太子にしたい。
しかし、立場の弱い第二皇子が政争に巻き込まれれば負けてしまうだろう・・・。

桐壺帝は泣く泣く源氏を皇族から外し、臣下に下すことにしたのです。
皇族は臣下に下ると、「源」という姓を賜ります。
ここで、源氏は正式に「源氏」となるのです。

ちなみに、ドラえもんに出てくる源しずかちゃんは、天皇の末裔なのかもしれませんね。

■人妻を犯し処女を犯す!~空蝉と軒端の荻

さて、臣下に下ったとはいえ時の最高権力者の寵愛を受けている源氏にとって、世の中は自分の思うまま、何でも欲しいものを手に入れられます。
権力も財力も美貌も教養もある源氏に寄ってくる女は数知れず、しかも、まだ十代ですから性欲は満タン、やりたい放題です。

そして、やりまくった源氏は、「なんかつまんねぇな~、もっと刺激的な快楽ねぇかな?!」と、さらに欲望を強めます。

そこで目をつけたのが、人妻です。

たまたま寄った部下の家で、隣の部屋に部下の後妻がいるのを見つけるのです。
その名も、空蝉(うつせみ)。

皆が寝静まった夜中に、源氏はそっと空蝉のもとに忍び寄り、かき口説き、強引にせまります!
空蝉はしなやかに柔らかい竹のように源氏に抗いますが、ついには、犯されてしまうのです・・・。
(個人的には、この「しなやかに柔らかい竹のように抗う」という描写が、エロくていいなと思うのですが・・・、いかがでしょうか?)

簡単に落ちないところがイイ!おしとやかで慎み深いところがイイ!人妻イイ!!
と、夢中になった源氏は、もう一度逢いたい(やりたい)と、空蝉の弟の小君(こぎみ)を買収します。

幼い男の子の小君を偵察に出し、空蝉ちゃんがいるのはいつ?いつ逢えるのさ!と、小君を攻め立てます。
(子供にそんなことさせんなよぅ・・・。)
そして、ついに、小君をダシに使ってもう一度空蝉の寝所に忍び込むことに成功したのです!

しかし!夫を裏切った罪の意識にさいなまれて眠れない日々を過ごしていた空蝉は、源氏の襲来をいち早く察知します。
そして、するりと衣を脱ぎ捨てて、女房(侍女)のもとへ逃げてしまいます。

この、衣を脱ぎ捨てるさまが脱皮するセミのようなので、後に「空蝉」と和歌に詠まれ、空蝉と呼ばれるようになりました。

さて、肝心の空蝉ちゃんに逃げられちゃって、源氏はあふれる性欲を持て余しています。
そして、あろうことか、隣に寝ていた女でいいや!と、軒端の荻(のきばのおぎ)という処女を犯すのです!最低!!
「私はあなたのことをずっと想っていた男です。逢いたかった・・・。逢いたくて震える!」
とかなんとか言って、まんまと処女をものにしてしまいます。
彼女は空蝉の夫と前妻の娘、空蝉にすれば継娘です。
ある意味、親子丼ですね。
しかも、もうすぐ結婚が決まっていたのに・・・、源氏に処女を奪われてしまったのです。

■義理の母に横恋慕し犯す!~藤壺女御

源氏の父親の桐壺帝は最愛の桐壺更衣を亡くし、悲嘆にくれます。

そして数年たったころ、桐壺更衣に瓜二つの美しい女性が、更衣の親戚筋にいるという情報が入ります。
そこで、桐壺帝は桐壺更衣の代わりにと、その女性を入内(輿入れ)させました。
彼女は桐壺更衣に生き写し、しかも、教養深く素晴らしい女性だったので、桐壺帝はすぐに夢中になりました。

それが、藤壺女御です。

系図_桐壺帝源氏→藤壺

さて、源氏は、幼いころに母を亡くしているので、母のことをまったく覚えていません。
そんな母の面影を求める少年の前に、母に生き写しと言われる美しい女性が現れました。

すると、どうなるでしょうか?
当然、イエス、フォーリンラブですね。

源氏は母を覚えておらず、幼いころからずっと母の面影を追い求めてきました。
だから、彼は、ある意味完成された「マザコン」です。
そのため、通常の恋とは程度が違う強い執着が、執念とでもいうべき強い想いが、生まれてしまうのです。

ただ、藤壺女御は、時の帝、しかも、実の父親の、もっとも愛する女性です。雲の上の存在であり、手を出せるわけはありません。

しかし、源氏は、暴挙に出ます。
藤壺女御がもっとも信頼する懐刀的存在の女房、王命婦(おうみょうぶ)を買収し、女御の寝所に忍び込むのです。

いくら父帝の寵愛を受けているとはいえ、バレれば大変なことになります。
しかし、彼は、やり遂げます。

彼は、実の父親の妻、つまり継母に横恋慕し、あろうことか犯してしまうのです!

■まとめ

いかがでしたか?
源氏は、人妻を犯し、関係ない処女を犯し、継母を犯しました。
まだまだ、源氏物語の前半ですが、すでに3人もの女性を手籠めにしてしまったのです。

平安時代は性に奔放な時代だったと言われています。
そんな時代に生まれたかったなぁ、と思う方も多いのではないでしょうか?

源氏の暴挙はまだまだ続きます。
次回をお楽しみに!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!