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子供の冬の和装、一工夫

七五三って、メジャーな秋にお参りするとなると、結構寒いですよね。

実家から送られてきた(押し付けられた?←笑)子供の着物の襦袢なんですが、身頃(胴体)の部分がフェルト生地でした。

暖かそうでしょ?(o^―^o)

一方、裾よけのお腹の部分は手ぬぐいでした。

手ぬぐいの電話番号表記に時代を感じます。

恐らく、戦前生まれの祖母が作ったものと思われます。
ヒートテックといった物がまだない時代の工夫。フェルト生地の触感から、「こりゃあいい」と思ったんでしょうね。
襟に綿が入っていたり、見えないところは手短な布を使っていたり。
袖の振りはあまり気にかけてなかったのか、洋服のような筒袖。

和装と、裁縫そのものが生活に溶け込んでいた様子が伝わってきます。


ほっこり(^^)


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