性同一性障害をどう越えていくか。トランスジェンダーの当事者が語るおすすめの方法
僕はLGBTセミナー講師と名古屋市中区錦3丁目でオナベバーVenusを経営している性同一性障害・トランスジェンダーの鈴木優希です。
性同一性障害とは心と体の性別が違う事。僕の場合は、女で生まれて心は男でした。そんなあべこべな自分が怖くもありました。
生きていく上で「性同一性障害」という壁はとてつもなく大きいモノですが、絶望することはないです。
大丈夫!
経験者が語るので間違いない。
ただ、自分に嘘をつくと闇の中に迷い込みますので要注意。
まずは自分だけでも「性別違和」の自分を認めてあげること。
「違和感」はいつか必ず「確信」へと変わる。だから自分を偽ると、どんどん辛くなってきます。そしてそれと同時に周りにいてくれる家族、友達もそんな葛藤をしてることがわかるわけもないので、訳が分からず悩ませてしまいます。そしてこちらもわかってくれない事にイライラしてしまう。
わかってくれないのは当たり前。だって言ってないんだもん。
言わなければわからない!これは絶対。
だからまず第一歩は「自分を認めてあげる」
次は「自分を伝える」
悩んでいる事、どうしようもない気持ちをわかってほしい人に伝えてみよう。
0から1が出来たら自分でもビックリするくらい楽になる。パワーが出る。
そこからはどんどん本当の自分が抑えきれなくなる。それまで自分に嘘をついていた分、我慢してきた分、ダムの決壊の様に溢れてくる。だから自分はどんどん楽になる。
そこまでいったら、後は身体的な治療。そこは
まずお金を貯めること。
リスクも含めた知識を知ること。
その時の自分を大切に思ってくれている人が出来るだけ安心する方法を選ぶこと。
心を整えるために身体を変える治療に焦りがちになる気持ちもわかるけど、それは逆。まずはメンタル面を整える事。そこが大事だと僕は強く思う。
メンタルがぐちゃぐちゃのまま、身体の治療を進めてしまうとリスクをもろに受けてしまう。安定した状態でリスクのある治療に望まなくてはならない。
鈴木優希のセミナー活動、LGBTについてのコンテンツを掲載しているオフィシャルサイトも是非見て頂けたら幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?