見出し画像

人生を歩むのに勇気をもらえる一節

先日、THE FIRST TAKEにて、奥田民生さんが『さすらい』を歌って話題になっていました。

10年近く前に、ほぼ奥田民生さんしか聴いていない時期があった私。
早速見に行って、痛く感動しました。

『さすらい』のラストのほうの歌詞がいいんですよね。

”さすらいもしないで このまま死なねえぞ”

最高。
私は、まっすぐに専門的な道を歩んできたタイプではなく、たくさん寄り道しながらここまで来た人間で。
この先だって、自分にびっくりするような変化が起こっても楽しいのになって今でも思っています。
だから、この歌詞を聴くといつも勇気が出る。
歳を重ねた民生さんがこれを歌うというのがまた……たまらないものがありました。

それで思い出したんですが、同じ感じで自分に勇気を与えてくれるのがまだありまして。
スピッツの『運命の人』より。

”余計な事は しすぎるほどいいよ”

これですよ。
これもね、紆余曲折してきた自分を思いっきり肯定してくれる感じがして、大好きなんです。

あとね、これは上ふたつとはちょっとだけ毛色が違うのですが。
自分を肯定させてくれて少しずつ立ち上がる勇気をくれた曲。
星野源さんの『日常』
これはもう、全編にわたって歌詞がやばすぎるとしかいいようがないのですが、特に泣いちゃうのが

”神様は知らない 僕たちの中の
 痛みや笑みが あるから
 そこから
 日々は動き 今が生まれる”
~中略~

”夜を越えて 朝が生まれる
 暗い部屋にも 光る何か
 僕はそこでずっと歌っているさ
 でかい声をあげて
 へたな声をあげて”

私が保育士になって普通の保育園で働き始めて少しした頃、できない自分や思うようにいかない状況、安心できない環境などにより本当に落ち込んでしまった時期がありました。
それで、少しの間仕事を休みました。
そんな自分にうんざりして自分を責めていたけど、自室でひとり膝を抱えながら、号泣してこれを聴いていました。

星野源さんについては、この時期にほんとにほんとに救われたという気持ちがあって。
さらに本当に素晴らしい方で大好きなので、またの機会にじっくり書きたいと思っています。
自分のなかでまとめたいから。

やぁ、こうして書いてて、またなんか気持ちが温かく元気になった気がします。
素晴らしい歌詞って、他にもいろいろあるんだけど、掘り起こすとキリがないので私にとっての厳選した3つをお届け。
いつも勇気をくれて、ありがとう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?