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現実逃避にアニメを見る。

「鬼滅の刃」が最近はやっている。
私も年末の紅白歌合戦で、Lisaさんの紅蓮華を聴いてまんまとはまってしまい、ずっと読んでいる。

「鬼滅の刃」は、普段アニメや漫画を読まない人も知っているくらい、有名になっている作品だが、私のコンテンツ好きは、小学生にさかのぼる。

金田一少年の事件簿、名探偵コナンを見ていたころからアニメを見ていた。
子供のころは、TVでアニメを見るしかないし、netflixのような動画サービスもなく、見る時間も少なかった。大人になった今は、スマホからアニメを見放題だし、コンテンツに払うお金もありSNSなどでも情報をキャッチできるので、おもしろそうなコンテンツを延々と探し続けることができる。

人目を気にしないタイプなので、アニメを卒業しようとも全く思わず、今までやってきてしまったが、なぜこんなにアニメが好きなのかというと、理由は現実逃避できるからだ。この現実逃避には2つの側面があると思う。

1つ目:想像を超える体験をしているような気分になれること

私が好んでみるアニメは、ほぼ戦う系のアニメで、その戦闘シーンがとてもかっこいい。現実離れしているが、映像がとてもきれいだし、迫力がある。アニメではない映画でも戦闘シーンは多いが、それだと私には生々しいし、アニメというフィルターを通すことで、少し刺激を軽減して見れるから、おもしろいと思える。
最近のアニメは頭脳戦のような戦闘シーンも多く、敵の能力をどう撃破するのかが見どころであることも多く、読めない展開も面白い。

2つ目:現実離れしているキャラクターの個性に酔うこと

アニメに出てくるキャラクターの個性は、どこか現実離れしている。
例えば、「鬼滅の刃」に出てくる竈門炭治郎は、驚くほど人や鬼に対してやさしい。鬼は人にとって悪にもかかわらず、情けをかけてしまう。現実にも、悪人に対して優しさを持ってしまう人もいるが、自分が攻撃されている人に対しあそこまで優しくなってしまう人も、そういないだろう。
また、幼いわりに、周りをよく見ていて、その人の個性をわかったうえで励ます言葉をかける。努力家で、前向きで、とことん頑張りぬく。すべてが完璧で、そんな人いないでしょ、と心の中で突っ込みを入れたくなる。

でもそれが成り立ってしまうのが、アニメなのだ。
こんなにいい人いないけど、どこかにいたら、と思わせてくれるのがアニメなのだ。炭治郎みたいな人が、周りにいたらどんなに癒されるだろうと想像することが、現実逃避につながり、つかの間の休息になるのだ。現実にいなくても、この物語に逃げられると思うと、明日も頑張ろうと思える。

2つ理由をあげてみたが、思ったより仰々しい理由だった。
現実に対してそんなに諦めているつもりもないのだが、期待していないのは確かである。何はともあれ、アニメを見ることは、私にとってストレス解消で、心の休息なのである。

皆さんも現実逃避にアニメ、どうでしょうか?




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