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ろ:路線から外れる恐怖と乗り越え方。

慣れ親しんだことから外れるのは、とても怖い。

仕事が嫌だなと思っていても、
なんとなく同じ会社に居続けてしまうし、
同じ友達と頻繁に会っていたりする。

もちろんすべてがいけないわけではない。
同じことをやり続けて力を蓄え続けることは、
後に大きな実を結ぶきっかけとなる。
「できるようになりたいこと」は、絶対続けた方がいいと思う。

とはいえ、壁に当たり、どうやったら先に進めるのか分からない時がある。

環境が合っていない場合だってあるし、
その見極めを誤ってしまったら、努力をふいにしてしまうかもしれない。
強みを見極め、自分の環境を探して頑張るのは誰にとっても難しい。

私は一度自分の頑張る場所を変えたことがある。転職という形で。
この機会はとても自分にとって貴重なものになった。
前の環境より今の環境のほうがとても満足しているし、改善した事が圧倒的に多い。結果的に、よい機会を多く連れてきてくれた決断だったが、この決断をするにあたって、長い間悩んだ。

どっちを選んだほうがいいのだろう、このまま残ったほうがいいのだろうか、残って努力して私は何か得られるのだろうか…?だったら、環境を変えたらどうなのだろう?どういう風に変わるのだろうか。でも環境を変えてみないと、未来がはっきりとは想像できないし、はっきりしないものを頼りにするのも怖い。。。

誰かに頼ろうとして、「どっちがいいと思う?」といろんな人に聞いた。
みんないろんなことを言う。転職しないでとどまったほうがいいという人もいるし、今の環境が悪いといってくれる人もいる。そんなに悩まなくても、と私の悩み自体理解できない人もいた。
結局、欲しい答えは得られず、自分はどうしたいのか、わからなくなって途方に暮れてしまった。

あれこれ考えた末、「自分で考えて、自分で答えだして、自分で道を作っていかないといけない」とようやく気づいた。

その判断の是非ではなく、判断してみて、自分の思いを知り、道を作っていくしかないのである。
人は失敗したくなくて、「どうやったら失敗しないか?」ばかり考える。
しかし、「失敗しない方法は自分を知ること」なのかもしれない。
自分にとって嫌なことは何なのか?何を失敗したと感じるのか?
それを知っておくことで二度とその間違いを犯さずに済むのかもしれない。

だから、私の選択も思い返してみれば、
どっちだってよかったのかもしれない。

ただこの選択をしてみて私が得たのは、「自分を信じる事」の大切さである。自分を信じて、きっと良い方向に変わっていく、と信じて選択することで、強さや経験に代わる。もし自分がこの選択をして嫌な目にあっていたら、どう思っていたのかわからないが、そうであったとしても、自分の努力・強さを信じないことには、環境も評価も何も変わらないのだろうと、ひしひしと感じている。

つい他人の意見が正しいように聞こえるが、他人の言うことはアドバイス程度で聞いて、自分の声に従うのが本当の夢に近づく近道なのかもしれない。



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