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御朱印帳ならぬ御書印帖とは!?

先日、西荻窪の今野書店に行った時、発売を楽しみにしていた目黒雅也さんの
「西荻さんぽ」
を手にレジに並ぶと、レジ前に「御書印帖」と書かれたノートのようなものが。

え、「御書印帖」? 

わたしは初めて聞きましたが、ご存知でしたか?

店員さんに聞いてみると、「御書印プロジェクト」に参加している書店に行き、そちらで書店を訪れた印として「御書印」をいただく、という仕組みなのだとか。

帰宅後に調べてみると、noteの「御書印プロジェクト(公式)」のアカウントに詳しい説明がありました。 

それによると、「御書印プロジェクト」は2020年3月に始まった「人と書店をつなぐプロジェクト」。

御書印とは
「実際に書店を訪れることで入手できる人と書店を結ぶ印(しるし)」
なのだそうです。 

「御所印帖」そのものは初回に無料でいただくことができますが、自分の手持ちのノートなどに御書印をいただくこともできます。

御書印をいただくには200円程度の料金がかかりますが、書店ごとに異なるデザインが楽しめますし、大好きなお店を応援する気持ちでいただいたり、素敵な書店を訪れた記念の品をいただく気持ちでいただくのも良いのでは、と思います。 

ちなみに、今野書店の御書印をお願いしたところ、店員さんが
「お客様の前だと緊張するので」
と一旦店の奥に入り、ややしばらくして日付入りの印を押してきてくださいました。

見てびっくり!

漫画家の江口寿史さんが描いた今野書店の店頭と店員さんのイラスト、それに西荻窪在住の歌人の木下龍也さんの書き下ろしの短歌が!

「それぞれに本へうつむく横顔がまぶしい今野書店入口」

なんて豪華な!

「わあ、すごい!豪華ですね!!」
と喜んでいると、店員さんが
「結構遠方からも御書印をくださいときてくださるお客様がいらっしゃるんです」とのこと。 

この御書印プロジェクト、2023年1月の時点で北海道から沖縄まで393店が参加しているそうです。
(今はもっと増えているかもしれませんね)

参加店で御書印をいただいて白紙のページにそのお店に行った時に買った本のことやその時の思い出などを自分でメモして使うのも楽しそうだなあと思いました。

参加店リストも公開されていますし、せっかくなので御書印帖を持ち歩き、少しずつ御書印を集めていこうと思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

*目黒雅也さんが西荻のお店の美味しそうなものを描いた絵をTwitterでいつも楽しみに拝見していたので、今回の本、「西荻さんぼ」、本当に楽しみだったんです。

今野書店で販売されていた本には目黒さんの絵のポストカードが。

素敵なプレゼントに嬉しくなりました。

そして、もちろんこの本には今野書店のこともしっかり書かれています。

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