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一人旅はつまらない?もっと旅を楽しむヒント

こんにちは!yukiです。

突然ですが、一人旅はお好きですか?

「一人旅したことあるんだけど、
 何か物足りないんだよね」

「一人旅してみたいけど、
 ちょっと寂しくなりそう」

と思われたことがある方も
少なくないと思います。

僕は、国内や海外30か国以上で
一人旅をしてきましたが、

実をいうと、

最初はあまり満足できなかったけど、
 だんだん好きになった」


というのが正直なところです。

今回は、
すぐにでも一人旅を楽しめるように、
これまでの経験から思う
「一人旅を楽しむコツ」
についてお伝えしますね。


初めて一人旅したときの日記に書かれていたこと


僕が初めて一人旅をしたのは、
大学1年生の夏休みに行った
ベトナムとカンボジアでした。

旅の間はたくさんの優しさをもらい、
想像もできなかった壮大な風景に出会い、
楽しかった思い出ばかりが残っています。

しかし、当時の日記を見てみると、
旅行を終えた日付で次のようなことが
書いてありました。

「自分の力で旅できることはわかった。でも、誰かといる時がやっぱり楽しかった。ほんと、感動を共有するって大切なことだと思う。大切な人や友達にも自分が見ているものを見せたい、できるなら共に感動したいし。一人旅は向いてないのかもね。」

結局、この感情は日記に書いた後に消え、
高揚感ばかりが記憶に残っていったのです。
日記も、何年もの間、見返すことはありませんでした。

そしてその後も、一人旅をするたびに、
「なんか物足りない…」
と心のどこかで感じていましたが、

“旅が終わったら楽しいこと以外は忘れてしまう”

というのを繰り返していました。

あるとき、
『イントゥ・ザ・ワイルド』
という映画を見ました。

順風満帆な人生を送っていた青年が、
俗世の全てを投げ出して
荒野への旅に出る物語です。

その映画で、
死を眼前にした青年が語った言葉に
ハッとさせられました。

Happiness only real when shared.
(幸せが現実となるのは、それを誰かと分かち合った時だ)

「確かにその通りだ…
 僕が一人旅で感じていた欠乏感は、
 こういうことだったのか!」

初めての一人旅のとき、
せっかく大切なことに気づけていたのに、
忘れてしまっていたのです。

この「幸せや喜びの共有」という考え方を前提に、
“一人旅を楽しむコツ”を見ていきましょう。

一人旅を楽しむコツ

ここからは、
僕が思う“一人旅を楽しむコツ”をシェアします。

大きく3つあります。

  1. 人への共有を前提に旅してみる

  2. 旅のテーマを決めてみる

  3. 偶然の出会いを大切にしてみる

それぞれ説明していきますね。

1.人への共有を前提に旅してみる


先ほど書いたとおり、
何か良いことがあったら人と共有することで、
喜びや幸せは何倍にも大きくなります

しかし共有するのは、
別にその場でなくてもいいんです。

「素敵な経験をしたなあ!
 この感動をあの人にも味わってもらうには
 どうすればいいかな?
 共有したらきっと喜んでくれるはず、
 楽しみすぎる!!」

ちょっとテンション高すぎですが、
こんな感じに考えるクセをつけるだけで、
本当に全然違います!

僕の場合は、共有の手段に写真を選びました。
大した腕前が無くたって良いんです。
むしろ、“写真を撮る人”という主張が強いと、
他の人と比較されてしまったりして、
感動が伝わりにくくなるかもしれません。

あくまで素人で、
旅のついで程度だけど、感動は伝えられる

そのくらいのゆるさが、
旅を楽しむにはちょうど良いと思ってます。

写真じゃなくて、
文章、絵、動画、詩などもいいですよね。

共有して心から喜んでもらえたときは、
「行ってよかった…!」
と深い幸せを味わうことができますよ。

それともう一つ。
共有を前提に旅をすると、
“自分一人ならまずありえない選択”
もできたりします。

「いつもの自分なら絶対しないけど、
 面白い体験ができそう。
 後で共有したら、
 楽しんでもらえるに違いない!」

というような感じ。

自分を“物語の主人公”みたいに見て
主人公が面白いストーリーを辿れるように、
作者の視点で物事を選択していくイメージです。

これは、
本当に面白い経験につながることが多いです!

当然ですが、時には失敗もします。
しかし、新しいことに挑戦してみた結果なので、
「失敗でもプラス」なのです。

ぜひ、
「感動や面白い経験を共有していこう!」
という気持ちで一人旅してみてくださいね。

2.旅のテーマを決めてみる


何となく旅するだけでなく、
興味のある「テーマ」を軸に据えてみると、
面白い旅になるかもしれません。

例えば、適当ですが、

「季節の風情を発見し、慈しむ旅」
「パリのスイーツの真髄に迫る旅」

みたいな感じですね。

テーマを決めておくと、
そのテーマに関するものを
脳がどんどんキャッチしてくれるので、
一味違った旅になります。

ちなみに、僕が一人旅をするときは、
「そこに住む人々の文化や生活を知る」
というテーマにしています。

素晴らしい大自然や芸術作品などを
たくさん見てきましたが、
いつも一番心に残るのは
人との関わりだったんです。

だから、人に関することを
もっと知りたいと思うんですよね。

そんな風にテーマを決めると、
自然とテーマに沿った思考・行動を
とっていくようになるので、
充実した旅になっていきますよ。


3.偶然の出会いを大切にしてみる


旅先でご縁があったとき、
予定していたスケジュールを
消し去ってまでもご縁を大事にして、
素晴らしい時間を過ごせたことが
たくさんあります。

例えば海外での経験をお話しすると、

インドに行ったとき、
ご縁があった方がお家に招いてくれて、
夜行列車のチケットを捨てて3日間も
お世話になったことがありました。



ご縁を優先したおかげで、
本当に貴重で楽しい時間を
過ごすことができたのです。

(こういった場合、信頼できる人かの見極めはしっかりしなければなりませんが)

また、一人旅って、
「一人で旅しなきゃいけない」
わけじゃありません

特に海外だと、
自由旅行をしている人同士は、
たまたま出会って
しばらく行動を共にすることがよくあります。

僕も、日本人でも外国人でも気が合う人なら、
1週間とか一緒にいたことは何度もあります。
(3週間一緒にいたこともあります)

たまたま出会った人と感動を共有して、
お互い良い旅になるよう願って別れていく…

一人旅をしている人にとっては、
旅の醍醐味とも言えるものだと思ってます。

いかがでしたか?

一人旅は自分の都合がいい時に行けますし、
「経験を共有しよう!」と思いながら旅をすれば、
感じられる幸せや喜びはグッと増していきます。

ぜひ、素敵な一人旅をしてくださいね。



最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

それでは今日も良い1日を!


(今回のカバー写真は、
 ケニアのサバンナでした!)



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