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何も考えずに薬を使い続けるリスクとは

薬にかかわる仕事をもう十年以上してますが

安易に薬を使っちゃうのは
違うんじゃないかと思うんですよ。



頭痛いと言えば、痛み止め

腰が痛いと言えば、湿布

花粉症の時期は、抗アレルギー薬

眠れないと言えば、睡眠薬


そりゃ現代人、みんな忙しいからね。

パッと薬をもらって、ササッと症状がなくなる方法を選びやすい。


よくよくわかります。

私だってそうです。


痛み止め、便秘薬、花粉症の薬…と
家には大量のストックがありました。


ただ、薬にはどうしても
副作用ってものが存在します。


例えば、鎮痛薬のロキソニン。
胃が荒れるって、聞いたことありませんか?


痛みの発現には、“PG(プロスタグランジン)”という物質が関わっているのですが

ロキソニンは、このPGができるのを邪魔するので、痛みが治まるんですね。

が、このPGちゃん。

体のあちこちで働くんですが
胃粘膜を保護する役割もあるんです。


なのでロキソニンを飲むことによって
PGが減って、胃のガードが甘くなり
胃酸にやられて荒れてしまう。



基本的に用法用量を守って飲んでいれば
副作用が出るリスクは低いですが、

それでもゼロではありません。




さらに、私自身が
ホリスティックを知ってから

人間の自然治癒力って
すごいし大切!

と感じ

「薬とうまく付き合いたい」
「必要ない薬は飲みたくない」

という考えになっていきました。



そして、そのタイミングで
ほとんどの薬を捨てました。



*



くれぐれも、
薬を使うことを否定してるんではないし、

なんでもかんでも我慢せい!
って言ってるわけじゃないです。


使うことで快適に過ごせるなら
それは意味があると思いますし、

私も実際、使うことはあります。


ただ、他に選択肢がないか
一旦立ち止まってみてはどうかな、
と思うのです。



ホリスティック医学の定義のひとつに

『様々な治療法を選択・統合し、最も適切な治療を行う』
というものがあります。



つまりは、薬をはじめとする西洋医学だけじゃなく

心理療法、自然療法、手技療法、
食事、運動(これも立派な治療!)など


いろいろな選択肢の中から、
自分に合うものを取り入れてみよう
ってこと。



例えば、頭が痛いなら

ちょっと横になってみる
整体などで、身体のメンテナンスをする
食事を見直してみる
寝る前のスマホをやめて睡眠を十分にとる

etc.


幸いなことに今は、情報化社会。

解決方法の情報は山ほどあります。



ぜひ、自分に合う方法を見つけてみてくださいね。



*



とはいえ、顔の見えないネット記事より
「実際に試してこうなった」
という生の声の方が

なんとなくネットで知った情報よりもやってみたくなりますよね。



「薬使うのやめて、こんなこと試してみたよ!」

なんて情報あれば
シェアしていただけたら嬉しいです😊


ちなみに私が頭痛のときは、

 ・寝る
 ・逆に体を動かしてみる
 ・肩こりの体操やストレッチ
 ・ペパーミントのオイルをつける

状況が許せばこれらを試して、
それでも治まらなければ薬を飲む

というパターンが多いです!


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