見出し画像

眠たくないのに寝てくださいと言われたら。


「早く寝なさい!」

子どもに毎日掛けてしまっている言葉だ。

「明日も保育園あるんだから早く寝なさい!」
「寝ないと朝起きれないでしょ!」

子どもは21時、遅くても22時には
寝かせないといけない。
無意識にこの義務感に縛られていた。

夜、21時までに子どもを寝る準備状態にできない時があった。焦ってイライラもしていたけど、
ふと思った。

「21時に寝なければならないという義務感はなんのため、誰のためなのか」

子どもに聞いてみた。
「いま、眠い?」
「全然!」

21時になれば子どもは寝る。
これこそ私が思い込んでいた当たり前だった。

眠くない、なら寝るわけないな。。。
じゃあ眠くなるまで待ってみよう。

その日はこれ以上何も言わずに一緒に
遊んだり絵本を読んだりしてみた。
すると子どもたちは22時前には静かになり
自ら布団を掛けて静かになった。

あの闘いの日々とイライラの時間はなんだったのだろう。

その日を境に寝る時は口出しすることをやめた。最近では私が先に寝落ちしてしまっている。

子どもはこういうもんだろう、そう思っていた自分のエゴを痛感した。

子どもだって1人の人間なのだ。
あまりに干渉しすぎてつい忘れてしまう。
ここで「待つ」「見守る」子育てを覚えたのだった。




この記事が参加している募集

#子どもに教えられたこと

32,912件

#最近の学び

181,501件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?