出入国のまとめ(アメリカ&スペイン)

2022年4月現在のアメリカ&スペインの出入国について

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・日本(成田)→アメリカ(ボストン)
VeriFLY のアプリで事前に入力しておいたので出国手続きはスムーズでした。カウンターどのチェックイン時にアプリを見せます。

陰性証明書取得は成田空港だと2万円以上かかるので、池袋のピカパカクリニックへ。半額以下の9480円でした。
成田空港に着いてから約40分でチェックインや手荷物検査を終えてラウンジまで到着。

JAL のサクララウンジが閉鎖中のため、初めてファーストクラスラウンジへ案内してもらいました。
コロナ禍前のサクララウンジ並みの混み具合でした。

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・アメリカ(ボストン)入国 
「入国手続きは大変なのかな」と身構えていましたが、コロナ禍前よりも空いているので到着から出口まで50分以下でした。

入国審査ではPCRの陰性証明書やワクチン接種証明書を確認されることもなく、「相手国を信用してコロナ対応は出国時に任せて、入国審査に時間や人員を割かないこと」によるコスト削減を感じとれました。

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・アメリカ(ボストン)→ドイツ(フランクフルト)
アメリカ出国はコロナ禍前よりもスムーズでした。
ドイツはワクチンを2回以上接種していれば、もはやアプリ等のインストールや入力も必要ありません。
ただ、ルフトハンザ航空が求めていた情報を先に入力しておいたので、よりスムーズだったのかもしれません。

飛行機に乗る直前に口頭で「アメリカ滞在中にいくら使用したか?」、「何日間滞在したか?」と聞かれました。

ドイツ到着後の入国審査で聞かれたことは
・スペインに何日滞在?
・ワクチンは打ったか?
の2問だけ。ワクチン接種証明書の出番はありませんでした。

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・ドイツ(フランクフルト)→スペイン(マラガ)
スペイン入国はワクチン接種後240日以内だとSPTHというホームページもしくはアプリに必要事項を入力し、QRコードを取得しておく必要があります。

私はアプリがバグってしまって、何度やっても入力できない箇所があり、パソコンから入力したら驚くくらい簡単にQRコードが取得できました。
パソコンからQRコードを取得すると、PDFファイルで保存できます。

ただ、ドイツ(フランクフルト)出国時も、スペイン到着時もSPTHのQRコードの提示を求められることがありませんでした。ただ、検温機は設置されていました。
トルコ(イスタンブール)経由で来た方はQRコード提示を求められたそうなので、EU以外→スペインだとQRコード提示、EU→スペインだと提示不要なのかもしれません。

ちなみに手荷物は36番から出てくるはずが何十分待っても出て来ず、33番に出てきていました。
数十分待っても荷物が出てこない場合にはロストバゲッジを疑う前に電光掲示を疑った方がよさそうです。

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・スペイン(マラガ)→日本(羽田)
本当はスペインからドイツを経由してカナダに向かうはずでしたが、コロナ陽性となり陰性確認後に日本に帰国することとなりました。

日本国指定様式のPCR検査陰性証明書はASICSのサポートもあり、ホテル近くのPCRテストセンターで取得できました。

検査結果はメールでPDFが届きます。
アメリカ入国なら、このPDFでOKですが、日本の水際対策は厳しいので、スペイン語の日本国指定様式の陰性証明書を紙で印刷してパスポートと共に検査時に持っていきました。
日本と同様に検査結果を早く知るためにはオプション料金が必要です。

オプション料金は高いですが一度陽性になった以上は簡易キットによる抗原検査が陰性でも安心できません。
安い航空券を早く確実に予約するためにもやむを得ないオプションでした。
オプションをつけると日本円換算で2万円を越えてきましたが、2時間以内に結果が判明しました。
ただ、紙の日本国指定様式の陰性証明書を確認すると、国籍や検査時間や苗字が空欄になってしまっていました。
幸いにもPDFで送られてきた検査結果には検査時間が記載されており、その他の事項もパスポートに記載されている内容だったので、その場で加筆してもらい、事なきを得ました。
抜けがあると日本便には乗れないこともあるそうなので日本国指定様式の陰性証明書の見本と見比べて、抜けがないかをその場で確認することの大切さを知りました。

陰性証明書を取得したので帰国便の手配とMySOSアプリの入力に取りかかりました。
MySOSアプリは、インストールしただけだと使えないので、外務省のHPにあるQRコードを読み込んで日本入国者用モードに変更する必要があります。

誓約書等で難しい場所はありませんが、飛行機の便名や座席番号の入力や日本国指定様式の陰性証明書のアップロードが必要になります。
つまり、飛行機の座席番号が確定していないと審査へは進めません。
審査が終わると緑色の背景の画面に変わり、QRコードが表示できるようになります。

スペイン出国時はチェックインの際に紙の陰性証明書を確認されました。
その後、イギリス(ロンドン・ヒースロー)でのトランジットの際には、手荷物検査の先にJALの方が名簿を持って待っていて、紙の陰性証明書を確認されました。

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・日本入国(羽田空港)
MySOSアプリを事前に緑背景になるように準備してQRコードを取得しておいたのでファストトラックを進みます。

羽田空港の導線はとにかく長いです。ファストトラックなので、とてもスムーズでしたが密を避けるためか空港の端っこまでひたすら歩かされます。
これでもかというくらい歩くので飛行機で固まった身体もほぐれていきます。

途中で何度も関門のように書類を渡されたり、パスポートやQRコード等をチェックされます。「パスポートを何度もチェックする意味あるの?」というくらい毎回パスポートもチェックされます。
スマートフォンの設定画面からMySOSの通知等がONになっているかどうかも確認されました。

唾液検査の場所には御丁寧に梅干しとレモンの絵まで貼ってあります。
検査を終えて結果待ち待機の場所に到着するまでは降機から約30分でした。

検査結果は4桁の番号で管理され、結果が判明するとモニターに番号が表示されます。
表示される番号はほぼ検体提出順ですが、まとめて検査順番が入れ替わるのか、完全な番号順ではありません。
検査結果が伝えられて、入国審査へ向かうと、その人の番号が消えます。

ここで約40分待ちました。

窓口で陰性と伝えられると紙がもらえます。
陽性者はどのような導線になるのかはわかりません。

窓口でもらった紙を所々で提示しながら、長い道のりを再び歩きます。
しかし、ここからは入国審査も税関も全てスムーズでした。昔よりもはるかに早く、検査結果を受け取ってから荷物を受け取って税関を抜けるまでわずか10分でした。

ここまでかなり時間が経っているためか、私の荷物は回転台でグルグルまわっておらず、他の荷物と共に綺麗に並べられていたので「いつまでも出てこない」と待たされることもありません。手厚いサービスです。

かつては検査その他で4時間以上かかったという話もネット上では目にしていましたが、私の場合は降機から税関終了まで約80分でした。

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・まとめ
ワクチン3回接種済で事前にアプリ等の準備をしておけば、私のようにコロナ陽性にならない限りは海外遠征(旅行)のハードルはかなり下がったように思います。

日本入国時も検査結果を待っても1時間20分で済むなら、コロナ禍前の激混みだったアメリカのシカゴ空港やヒースロー空港の入国審査と同じくらいか早いくらいかもしれません。

欧米のように入国時の水際対策が緩和されたら、日本入国は様々な自動化により、相当スムーズだろうと思いました。降機から20分くらいで税関まで行けるかもしれません。

ただ、日本も含めて各国の入国規制は目まぐるしく変化しています。
この前までアプリ入力が必要だったにも関わらず、ワクチン2回接種済であれば、ほぼオールフリーのドイツが良い例だと思います。

海外へ行く際には是非下調べをしっかりして準備をした上で、快適なストレスフリーの旅を楽しんでもらえればと思います。

私がネットから情報を得たように、この記事がこれから海外に行かれる方の参考に少しでもなれば幸いです。

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