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わたしは 脱皮中


お金の不安



アートを探求し続ける人生は、もうすぐ還暦という時間の中で新しいカタチに転生しようとしています。幼少の頃から現代美術の世界に魅了され、お絵かき教室に通い、先生に付き、研究所で美大を目指し、美大で鍛えられ、なんとか卒業後もアーテストと名乗れるだけの仕事をして、常に新たな表現を開拓しながらここまできました。そして今、この年齢に達してもなお、かつてないほどに草分け的存在を目指しているのです。

しかし同時に、この年齢に達して大きなに不安にも直面しています。
それは、生活や制作にかかる資金面での課題です。

実は、これは初めての経験ではなく、二度目の体験です。一度目は美大卒業時もアーティストとしてやっていくために大いに悩みました。まず生活のベースをつくり、その上で制作するのには、多くの時間が必要で、材料や展示会を開くための費用など、活動を続けるためには多くのお金がかかります。これらの費用を賄うためには、収入を捻出しなけれならないのです。

バイト収入では不安定ですし、親のスネをかじるのも無理そうでしたし、卒業後いきなり売れる作家になれる実力もありませんでした。そもそも、だれかに認められたとしても、その人の期待や要望に応えつつ、自分軸をずらさないで制作を続ける自信なんて…これっぽっちもなかったのです。




就活するか


それで一生懸命に就活をしてサラリーマンになることができました。自分が自分のパトロンになるしかなかったのです。自分で稼いだお金を資金にして欲しい画材を手に入れ、夜中の時間を確保して自由に制作できる道を進めというのが、当時、自分が選択した人生でした。

そして、働きながらでもワンチャンがあれば、
24時間アーティストだけの自分へとシフトできるかもと
淡い期待をいだいていたのです。
しかし、それから30有余年。それには応えられず…

今では、死ぬまで制作を続けられるのか?という
二度目の人生の不安を今背負うことになってしまったわけなのです。

そもそも、年金がもらえるまでの60〜65歳のサバイバルとかムリゲー
年金だけで、制作活動なんて続けられるのか、
身体とか気力とか精神とか大丈夫か?

本心をいえば、就活なんてもうしたくない。だからこそ、
これを読んでくださっているあなたにも協力をお願いしたいのです。


お力添えを たまわりたく


本当にここまでも力を与えていただき感謝しかありません。
あらためて、ありがとうございます!

わたしの世界環を求めていただくことで、表現の世界を愉しんでいただき。これからも、イイネとかフォローでサポートしていただきたいのです。

あなたの助けさえあれば、さらに多くのアウトプットをして
より多くの人々に“美”を届けられるかもしれない。
と感じています!

そして、もっとクオリティーを上げて、その対価を頂戴したい!
とホンキモードに転生中なのです。

若い頃の作品は、勢いとエネルギーに溢れていましたが、表層的な次元に留まっていました。学びや経験を重ねることで、表現に対する理解が深まり、テーマや方向性がより明確になってきています。

すべては奥深く導かれカタチが変容し続ける世界と、あなたの心との連結にクローズアップし、その尊さが感じられる表現を体験していただきたいのです。そして、あなたの内面に、世界環が構築される瞬間を与えたいのです。

今、自分の表現は、深層のさらにその奥の探求をテーマにしています。あなたに心に何かを感じさせ、奥底に小さな炎が灯るような作品をつくりたいという想いが強まってきました。年齢を重ねることで感じられるようになった外界からのメッセージや洞察が、非常に重要な要素になってきているのです。制作には年齢との相関関係がないといわれますが、学びや経験の積み重ねによる、観え方の変化は、非常に強力であると感じられるのです。

アートには、心の内側に新たな気づきを与える力があります。作品が、あなたの日常に小さな変化と愉しみを添えられれば幸いなのです。これからも、自然という外界と自身の内面と向き合い、深まりゆく世界環を表現するために制作を続けていきます。
その過程で、あなたと共に新しい発見や感動を共有できるように…。


少しずつ


脱皮計画は数年前から、
少しずつ準備しています。
これからも、あせらず少しずつやっていきます。

もう何十年もの垢がこびりついて動きづらくなっていた自分を思い出します。でも、おかげさまで身も心もだいぶスッキリしてきて、なんとかこのまま計画どうりにいけば、そのうち脱皮が完了して、新たな殻をまとって生きてゆけそうな感じがしてきているのです。


この数年間でオモシロ話が沢山できました、でも
まだ時機尚早なので、あと数年後まで…
完全に転生がすみましたら…
包み隠さず、素性をご報告できればと思っています
愉しみに待っていてください…


ここ数年でやってきたこと。

  • ジャーナリングや瞑想訓練

  • 過去の大量の作品や資料を廃棄

  • 道具などをはじめ様々な断捨離

  • アトリエを引き払い、狭小家賃生活へ

  • 拡張性のあるインスタレーションへ

  • 銅版画のようなドローイングの確立

  • noteでの発信

  • ダイエット(10kg減)

  • 改名(海外を意識したアーティストネームに)


これからの活動。

  • 新たな作品展開

  • 個展の準備

  • Instagramの拡充

  • noteのレベルアップ

  • 共創ワークショップ



なぜ生物が脱皮をするのでしょうか?
答えは、カラダを大きくする(成長させる)ため。


脱皮をしてすぐの状態の殻は軟らかいのですが、その間に大きくなり。時がたつと殻は固くなり、また時がくれば脱皮を繰り返すそうです。古い皮を脱ぎ捨てる生物たちは、脱皮に失敗したらそこで一生を終えてしまう。脱皮直後は外皮が軟らかいので抵抗力もなくやられてしまう可能性もある。

自分の現状だなぁ…


臆病なので、今日はここまでにしておきますが。
次なる展開があれば、また書いていきますね。


自分から、自分の話をすることなど滅多にありません…

生活感のない謎めいたアーティストのつもりでも、読んでいる人からすると、「何だコイツ?イタイ…」と受け止められる可能性が高いかもなと思い。
かなりギコチナイ文章をしたためてみました。



今日は、ここまで読んでいただきありがとうございました。

感謝いたします!


© 2024 Yuki KATANO






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