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私の中に望みが生まれた。

797日目。

昨日は、超久しぶりの歌のレッスン(ヤマノ)&サチエ先生のレッスン、ダブルヘッダー。

3週間全然歌ってなかったし、まだ喉が腫れてるような感じがしていたので、どうなることやらと思っていたけれど、意外と脱力がまだ続いているのか、その感覚(力の抜けた感覚)を身体が覚えていたのか、思ったほどひどくなかった(音程とれないかも、ってビビってたw)。

ヤマノのレッスンは、あと2週間後(!)に迫った発表会の曲を。
サチエ先生のレッスンでは、2か月後に開催されるイベント「歌から始まる(歌はじ)」の候補曲を歌ってみた。

「歌はじ」の候補曲は高音が続く曲で、自分としては無理かもなって思ってて。でも、すごくいい曲だし、心がふるえる曲だから歌えたらいいなぁ、少し音程下げたら歌えるのかも、なんて思っていたんだけど、なかなか踏み切れなくて。

そしたら、サチエ先生が「ちょっと歌ってみましょう!」と言ってくれてレッスンスタート。何もしてない時はやっぱり全然高音が出なくて「はあ、やっぱり無理かな」って思ってしまったんだけど。

いろんな発声方法を試してみて、なるべく声帯周りに力が入らないように、上半身も解放して、おへその下で支えて、ってやっていくうちに、徐々に高い音も無理なく出せるようになってきた!

そして、一番最後に通して歌った時、サチエ先生が「自由に歌っていいよ」って言ってくれたので、本当にもう、身体のことも声帯のことも、支えるとか喉を解放するとか、そんなことはぜーんぶ忘れてとにかく「わーっ!」て歌っていくうちに最後の最後で第一チャクラのあたりがパカンって開いたみたいな感じがして(おへその下あたりがじわんってした)、そうしたら、泣けてきた。

歌いながら泣くなんて、子供みたいだ。
でも、歌い終わってからもしばらく涙があふれて止まらなかった。
サチエ先生と抱き合ってワーワー泣いた。
今でもその時のことを思い出すと涙が出てきてしまう。

歌ってる時って、本当は自由なんだね。歌うって、自由になることなんだ。
理屈ではなく、身体でわかった感じ。
言葉にしてしまうと自分の体感覚とは離れていってしまうのだけれど。

でも、私は「わかった」。これは確実にわかったっていえる体験だった。
あの感覚を大事にしたい。あの場所にいつでも行けるようにしたい。

私の中に望みが生まれた。

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今日の写真は、2023年9月3日。東京都庭園美術館での一枚。