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そうだ 京都、紅葉_2023/11/19

タイトルを「そうだ 京都、行紅葉」(「紅葉」と「行こうよ」をかけた高度なギャグ)にしようかと思ったが、流石に内なるドクターストップがかかったのでやめておいた。




今日は、写真部の友人と京都へ出かける。
狙うは紅葉。




5時に起床。
おおよそ若者が起きるような時間ではないが、意外にすっと起きれた。能動的な早起きはあまり苦じゃない。

さっさと身支度を済ませ、電車に乗る。


道中でおしるこを調達する。

缶のおしるこは初めて飲んだ。
普通のおしるこは大好きだが、缶のこれはサラサラしていて微妙だった。その錯誤を流し込めなかった。




友人と合流し、貴船口駅へ。

叡山電鉄はワンマン運転で、非常に雰囲気があってよかった。


駅から少し歩いたところに貴船神社はあるとのこと。
一応バスも出ているが、山道を歩くのがかなり楽しかったから、よっぽどの事情がない限り徒歩で向かったほうがいい。

紅葉の開花予報では「咲き始め」だったけれども、実際はまばらだった。枯れてるやつもあれば、赤いやつもあるし、まだ青いやつもある。
夏→冬と、ヘアピンカーブのごとく季節が切り替わったせいだろうか。


8時半頃、貴船神社に着いた。
朝早いから誰もおらんやろwと余裕ぶっこいていたが、人は結構いた。まあこれでも真っ昼間とかよりはマシなんだろう。

2人してカシャリカシャリと写真を撮る。


本殿への階段


古来より歴代天皇は干ばつの時には黒馬を、長雨には白馬を奉納して祈願をしていたといい、後に生きた馬に替えて、馬形の板に着色した「板立馬」を奉納したと伝えられる。これが現在の絵馬の原形となったため、貴船神社が「絵馬発祥の社」といわれる。

出典:Wikipedia「貴船神社」


貴船神社は絵馬発祥の社だそうで、絵馬が数多く吊り下げられていた。

僕は神社で絵馬を見ることを趣味としている。
「家族が健康で暮らせますように」「世界平和」「彼女欲しい~~~」など、人間の正の欲望を見るのが好きなのだ。
負の欲望を目にするとネガティブな気持ちになるが、正の欲望に接すると気分が晴れやかになる。


奥宮


縁結びの神としての信仰もあり、小説や漫画の陰陽師による人気もあり、若いカップルで賑わっている。
その一方で縁切りの神、呪咀神としても信仰されており、丑の刻参りでも有名である。

出典:Wikipedia「貴船神社」




続いて、平安神宮に行った。


とにかく広い平安(神宮)。

唐っぽい建物だし「平安」神宮だから平安時代に建てられたのかな~とか話していたのだが、よくよく説明板を読んでみると、建立は明治時代だった。

七五三の家族がたくさんいた。
千歳飴が売ってたから買おうかと思ったけど、完全にヤバい奴なので自粛しておいた。
千歳飴を舐めたいという欲求が、数年間ずっとある。いつかどこかで発散させないといけない。




もみじの永観堂。
正式には禅林寺というらしい。


拝観料が900円だと言うので、払うほどじゃないなと思って撤退した(今ホームページを見たら400円と書いてある。聞き間違いだろうか)。

上の写真は、無料ゾーンから望遠で撮った。場外でコンサートを聴く人みたいな。これが望遠レンズを持ちし者の力よ。




南禅寺。


今日イチいい写真が撮れた。




14時頃になって、そういえばお昼をまだ食べてなかったと気づき、ちょうど通りかかった天下一品に入ることにした。

旅行でチェーン店かよ、とお思いの方もいるだろうが、天一は京都発祥なのだ(理由付けが大事)。


SUSURU~~!!

すっかり店側も立場を弁え、誠意のアイスコーヒーを貰った(サービスで付けてくれた。ラーメンとは合わないけど嬉しい)。


こってり+メンマ増量。
久々に食べたけどやっぱりめちゃめちゃ旨い。




京都国立博物館。


東福寺に特別興味があるわけじゃないが、僕は密かに国立博物館の全制覇を目指してるから、この機会に行っておく。


とにかく圧倒的な展示の量。量。
展示のボリュームがすごすぎて、閉館時間ギリギリまで居座っていた。それでも最後のほうはかなり駆け足だったから、しっかり見ようと思ったら3, 4時間はかかる気がする。

鎌倉時代の禅僧・円爾えんににまつわるものを中心に、東福寺の秘宝が所狭しと並べられていた。
文書、禅画、書、仏像など、どれを取っても大満足の展示だった。

一人で見て回るのもいいが、誰かと(うるさくない程度に)あれこれ言いながら見るのもまた楽しい。
博物館をちゃんとじっくり回ってくれる友人がいてよかった。




美しい紅葉を観賞できて素晴らしい展示も見れ、2人ともほくほく顔で電車に乗って帰った。





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