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年末年始の短歌_9首

とか言いながら8/9は年始の短歌。

前回よりも上達している気がする。








柿ピー食べすぎかな、いや、もうひとつ食べれば何かが見えてきそうだ


石川を憂いながらも大阪へ向かう車内は「き」ではなく「けり」


ジムニーの若葉マークを隠すため緑と黄色を半分ずつ塗る


背が伸びて声も低くなったけどくしゃみは未だ「はくちっ」のままで


黒豆のなかの僕らは兄弟で 年に1回会う程度の仲


遠縁の気まずいどうし目が合って苦笑いするついたちの午後


Amazonの緩衝材着て人ごみをかき分け願うは一年の平穏


じいちゃんに供えた微糖のコーヒーにカナブンが浮いている これも死


あの頃は「綺麗だなあ」と思ってた 高速道路に光る聖堂


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