キトの旧市街~生きた証を残すこと
首都のキトは、旧市街と新市街に分かれていて、
旧市街はその街全体が世界遺産に登録されている。
旧市街はスペインに征服された街づくりや建築物が見られる場所。
16世紀に、スペインに制服される直前に栄えていた「インカ帝国」の街を塗り替えるように、
スペインのコロニアル建築が作られた。
中にはインカ帝国が築いた基礎をそのままに残し、
その上にコロニアル様式で立てられた教会が残っていて、
スペインが征服したぞ!といわんばかりの姿だった。
渡航前にスペインが「新大陸発見!」として学んだ歴史を、
現地に来て「征服された」と見る。
一つの出来事に多方向から物事を観る大切さを知りました。
日本の歴史教育も、そうだよね…
それでもインカ帝国の名残を見つけると、
個人的には、彼らの強さをとても感じていた。
生きた証を感じた、私もそんな風に生きていきたいと。
夜のライトアップは綺麗!だけど、危ないからね・・って。
特に旧市街全体が見渡せるパネシージョの丘は、丘に行く途中で強盗がいるので、
往復ともにタクシーで行きなさいと言われた。
さらにタクシーの運転手にぼったくられないように!と。
でも、親友がエクアドルに遊びに来てくれた時に、ぼったくられた!
乗る前と料金が違うから、スペイン語で言い分を伝えた。
言い合いになった。
往路の分だけの金額を渡して、 丘の上で降りて復路の乗車を断った。
近くにいた警備員のお兄ちゃんたちに言いつけて、
帰り乗せてほしいって頼んだら・・
警察を呼んでくれてパトカーで送ってくれたの。
ぼったくってきたタクシーのドライバーに話をつけてくれて、 ついでに往路の分のお金も返金してくれた。
暇そうにみえた警備員も警察も、このときばかりはちゃんと仕事してるんだなって思った!!
危険箇所や危険なケースがわかっているので回避すればよい。 でも何重にも注意をしないといけい!油断大敵‼︎
正直、タクシードライバーとの言い合いは内心ドキドキした・・!!
片言にならぬよう、喋り方を現地のひとのように操る(日ごろの練習です!!)
そう、昔の私なら言われた通りにしてたんだろうけど!。
現地の人たちになりきって… 現地人だからぼったらないで!!と言わんばかりに、ドライバーに対抗したなあ・・
それがリスク回避の術かといったら絶対的なものではないけれど。
そうやって、ドキドキと裏腹にリスク回避する術も身に付ける(命を落としたら元も子もないので、無茶はしない)経験をしたところ。
毎日全身全霊で私を生きてる!!って感じた。
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