MY STORY♯2 〜二度とこんな後悔したくない〜

これは前回の記事の続きです♪前回の記事はこちら。

「結婚をしよう。」

そう約束してた１年を過ぎたあたりから、
彼からの嫉妬や束縛が少しずつ激しくなっていきました。

バツイチ子持ちの彼は、毎週土曜日に子供と会ってました。

それならばと土曜日に

友達との予定を入れようとすると、「浮気？」

セミナーにでかけようとすると「出会いを求めてるの？」

少しずつ少しずつ、わたしの行動に対してネガティブな発言をするようになりました。

決して、「行くな」とか「だめ」とかは言わない。

でも、毎回そんな発言をされるので、わたしも自分の予定をいれづらくなりました。

また、夜の誘いを断ろうとすると、「俺のこともう好きじゃないの？。」「すきだったらできるでしょ」と断りづらい雰囲気を作るようになりました。

なので、どうしてもしたくない時は、仮病を使って断ることに。

でも、それを何回も続けることはできない。

夜が来るのが憂鬱になり、触られるのも嫌になっていきました。

なんとか断ろうとすると、
「俺のことが嫌いになったんだ」「他に好きな人がいるのか？」と怒ったり、落ち込んだり。

彼が不安定になってしまうので、結局断れません。

嫌々なので、さらにそういう行為が嫌になって、余計に触られたくなくなる。

そんな悪循環。

そんな毎日が続いていくうちに、1人でお風呂に入ったり、彼が横で寝たりする時に、ぽろっと涙が流れるようになりました。

つらい。

でも、つらいと思ったら余計につらくなる気がして、気持ちに蓋をしていました。

彼のことが好きなのかどうなのかもうわからない。

でも別れて1人になるのが嫌。

結婚という約束にすがって、付き合い続けました。

だけど、こんな関係長く続くわけがなかった。

きっかけは、職場の同僚からのパートナーのことでの相談をうけたことでした。

深い内容の相談でしたが、女性の意見を聞きたいということで、赤裸々に話してくれました。

ここまで心の内を話してくれるなら、わたしも聞いてもらってもいいのかな。

そんな想いで、初めて彼との関係を人に話し始めました。

話し始めた途端、今まで閉じ込めてきた想いが堰を切ったかのように溢れ出てきました。

辛い。悲しい。しんどい。きつい。

そんな感情がもう止まらない。

**こんなにもわたしは我慢をして、
こんなにも辛かったのか。 **

そんなことに気づいた瞬間、

離れたい。

そう思いました。

もう一緒にいられない。

わたしは彼に「実家に帰る。距離をとりたい」とメールをしました。

するとすぐに「わかった。ならもう別れよう。」そんなメールが来ました。

これだけ頑張って、これだけ我慢したのに、この関係は彼にとってはこんな簡単に終わらせられるものだったのか。

そう思うと虚しくなりました

でも、それと同時にほっとしていました。

これで、離れられるんだ。

でも、次の日から彼から何度もメールや電話がかかってくるようになりました。

「やりなおしたい」から始まって、

「今までこんなにつくしてきたのに」

「ゆきがいなくなったら死んでしまうかもしれない」

そんなメールが毎日たくさん送られてきました。

わたしはスマホの着信音が鳴るたびに体がこわばりました。

彼の言葉一つ一つが心に刺さりました。

でも、もう戻りたくない。

「もう、別れる。」

結局彼とは会うこともなく、メールで別れを告げました。

わたしは、彼とこんな形で別れることになったことをものすごく後悔しました。

わたしは、今まで彼に気持ちをわかってもらおうとか、ここを変えてほしいとか、関係を改善するような行動を一切とってこなかった。

気持ちを伝えることはあっても、一度言って反論されたらそれで終わり。

2人のためにと、そう思って我慢してきたけど、それは結局彼にわかってもらうことをあきらめただけでした。

関係を築くことを放棄してただけでした。

わたしが、もっとちゃんと彼と向き合って話していたら、こんな終わり方にはならなかったかもしれない。

二人の関係をこんな風にかえてしまったのは、わたしにも責任があるんだ。

そのことに別れて初めて気が付きました。

ふりかえってみたら、今までの恋愛もそうでした。

付き合って、もやもやすることがたまると、結局他に好きな人ができて別れる。

その繰り返し。

彼に心を開いて気持ちを伝えたり、価値観をすり合わせたり、自分をさらけだしたり、そんなこと一切しないで、表面的な付き合いをしてきただけでした。

何もない時は上手くいくけど、何かあったらすぐに壊れてしまう。そんな上辺の関係。

それまでそんな関係しか築いてこなかったことに３０歳にして初めて気が付きました。

そして、思いました。

こんな後悔、もう二度としたくない。

次は絶対にこんな表面的な付き合い方はしない。

ぶつかったとしても、喧嘩になったとしても、彼と向き合って関係を築いていくんだ。

表面的ではなくて、もっと深くて強い。そんな関係を築くんだと、
この時、そう心に誓いました。

つづく。

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