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MY STORY#1 ~苦すぎる初彼の思い出~

2017年の冬。「なんでわたしたちはこんなことになってしまったんだろう。」

1Rの一人暮らしの部屋。わたしは泣きながら2年半付き合っていた彼との関係を振り返っていました。
あの頃のわたしは、我慢の先に彼との幸せな未来があると思っていたんです。

でも、それは間違ってた。

我慢や自己犠牲のパートナーシップの先には、心が削れて涙がでる毎日しかなかった。

もうこんな想いは二度としたくない

わたしは変わることを決意した。


あれから数年たった今。

最愛の夫と結婚して0歳児を育てながら、
我慢とは無縁の、自由でありのままわたしでいられるパートナーシップを築いています。

我慢や自己犠牲が当たり前だったわたしが、どうやってありのままのわたしでいられるパートナーシップを築けたのか。

また、パートナーシップカウンセラーとして活動するにあたってのどんな決意をしたのか。

MYSTORYとして3回にわけて綴っていきます。

初めての彼 ~苦すぎる思い出~

わたしは三兄弟の末っ子として生まれました。

二人の兄と一緒に林を駆け回る元気な女の子。

小学校高学年の時は、周りの子がどんどんオシャレに目覚めていく中、わたしは金縁眼鏡に、髪を一つにまとめたオシャレとは無縁の小学生でした。


小学校を卒業して女子中学校に入学。
高校も女子高でした。そのため、男子とはほとんど接しない6年間でした。

初めての彼は18歳の時、10歳年上の社会人。

デートは、ほとんど彼の家か、彼の職場の近く。彼の予定に合わせてわたしが会いに行くことが当たり前でした。

約束はいつも彼からの連絡待ちで、
毎日携帯をながめながら、彼から連絡がくるのを待っている日々でした。


付き合って1年たって、彼の家に行く約束していたある日。彼から、「風邪をひいたから会えない」と連絡がきました。

それならばと、差し入れをもって彼の家に行くことにしました。

彼の家の近くまでいくと、前から、見たことある車がこちらに向かってきました。

彼の車でした。

「あれ?」と思って運転席をのぞくと、乗っていたのは彼。隣には知らない女性を乗せていました。

なんでなんでなんで? 風邪じゃなかったの? その人誰?

衝撃すぎて、その光景を見た瞬間に目の前が真っ白になりました。

浮気されてた? それともわたしが浮気相手だった? いつから?

しばらく立ちすくんだ後、わたしはそのまま来た道を引き返しました。

左の手の薬指には彼から貰った指輪。「これが最初で最後の指輪になるといいね」なんて言ってくれてたのに。

こんなのもういらない。

全て裏切られた気がして、怒りのままに駅のごみ箱に彼からもらった指輪を投げ入れました。

そのまま泣きながら、家に帰りました。


しばらく呆然としていましたが、意を決して彼に「あの女性は誰なの?見たんだけど。」とメールしました。

すると、「あれは姉貴だよ!」と。

そんなことある? じゃあ何で風邪ひいたとか嘘ついたの? そんな嘘に騙されるもんか。

そう思ったけど、

「信じないならもういいよ。別れる?」

そう言われてしまうと何も言えなくなってしまう。

結局、うやむやのまま、ずるずると彼と付き合い続けることになりました。


その後も付き合い方は変わることなく、彼からの連絡を待つ毎日。

しばらくたったある日、
彼から「携帯を変えるからしばらく連絡できない。」と言われました。

そうなんだ。と素直に連絡を待っていたら、まさかのそれっきり。そのまま音信不通になりました。

これがわたしの初彼の苦い思い出。

可もなく不可もなくな恋愛経験

大学に入って交友関係は広がりましたが、
母親ゆずりの真面目さをもっていたわたしは、浮気とか一夜限りの相手とかそういうのが嫌いでした。

浮気やら、その場の勢いで寝たとか
そんな話を聞いたら、それはだめでしょ!と友人に意見することもありました。

そんなわたしでしたが、
大学、社会人とそんなに間があくことなく、彼ができました。

あまり我が強い方でもなかったので、
相手に合わせることも苦痛ではなくて、
ある程度柔軟に彼に合わせながら、1〜3年くらい付き合って別れる。

そんな恋愛を繰り返していました。

人生を変えた 元カレとの出会い

20代もあと数年で終わるというころ、
10歳以上年上のバツイチ子持ちの彼に出会いました。

自分の考えを持っていて頼りになるところに惹かれて付き合い始めました。

付き合い始めて割と早い段階で、
付き合って1年経ったら結婚しようか。なんて約束をしました。

彼の家で半同棲状態でしたが、
子どもが土曜日に家に泊まりに来るので、毎週その日は自分の家に帰りました。

また、その他の日も子どもから連絡がきたら、
わたしとの予定はキャンセル。

長期休みは子供との予定が決まるまで、わたしとの予定は決められませんでした。

不満に感じる時もたくさんありましたが、

それをわかって付き合ったんだから。

と自分に言い聞かせて、彼に文句を言うこともなく付き合いつづけました。



そして約束の1年。

「結婚はもう少したってからね。」

子どもの情緒が不安定という理由で、約束は守られませんでした。

今思うと、
この頃から、彼の嫉妬や束縛が少しずつきつくなってきていました。

でも、そんな彼の変化にも気づかず、
このまま付き合っていたら結婚できるだろう。

そう軽く考えて付き合いつづけてました。


つづく。

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