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コミュニケーション障害とは?
おはようございます!
今日は天気があまりよろしくないですね~
こういう日は気分が沈みやすいので、笑顔でいることが大切ですよ。
さてさて、今日は「コミュニケーション障害」ということに触れていきたいと思います。
近年では、コミュ障という言葉をよく耳にするかと思います。
普通にコミュニケーションが苦手なんだなぁと大まかにみんな思っていると思いますが、実際はどういう障害なのでしょうか?
*実はこんな感じ*
他人と意思疎通をはかることや、他人の気持ちを理解することが苦手である状態を指します。 また、インターネット上で生まれたネット用語「コミュ障」は「コミュニケーション障害」の略語ですが、独特のニュアンスで使われることが多いようです。
「コミュニケーション障害」とは、なんらかの原因により人とのコミュニケーションに困りごとや苦痛が生じる障害です。
例えば、「文章を上手く繋げることが難しく感じ、会話を続けることが困難に感じる」ことや「言葉を思ったように発することができない」などが挙げられます。
アメリカ精神医学会が出版している精神疾患の国際的な診断基準・診断分類のDSM-5※上では、「コミュニケーション症群 / コミュニケーション障害群」に分類される下記5つがコミュニケーション障害に当てはまります。
※正式名称は「精神疾患の診断・統計マニュアル(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)」。
頭文字を略して「DSM」と呼ばれています。
言語症/言語障害
語音症/語音障害
小児期発症流暢症/小児期発症流暢障害
社会的(語用論的)コミュニケーション症/社会的(語用論的)コミュニケーション障害
特定不能のコミュニケーション症/特定不能のコミュニケーション障害
また、医学的な診断名としてのコミュニケーション障害は、DSM-5(「精神疾患の診断・統計マニュアル」第5版)によって定められている基準をもとに、専門の医師が診断します。
コミュニケーション障害の症状・特徴については、後ほどひとつずつご紹介します。
言語症・言語障害
使う語彙が限られている
言葉の言い回しのパターンが少ない
文と文をつなぐことが苦手
文章の組み立てが上手くできない
語音症・語音障害
語音症・語音障害は、脳性麻痺や難聴などの身体的な障害や神経学的な障害がないものの、言葉をはっきりと発することが困難に感じる障害です。
言葉のやりとりによるコミュニケーションが制限されてしまうため、日常生活だけでなく仕事においても支障が出ることがあります。
しかし、語音症・語音障害は、正しい治療を行うことによって改善する可能性もあります。
小児期発症流暢症・小児期発症流暢障害(吃音:きつおん)
小児期発症流暢症・小児期発症流暢障害は、吃音(きつおん)とも呼ばれています。
会話中に見られる特徴は下記の通りです。
言葉の一部分を繰り返す
言葉が不自然に途切れる
最初の言葉が出にくい
苦手な言葉を避けるために、遠回しな言い方を使う
言葉を発するときに体が緊張している など
社会的(語用論的)コミュニケーション症・社会的(語用論的)コミュニケーション障害
社会的(語用論的)コミュニケーション症・社会的(語用論的)コミュニケーション障害は、非言語コミュニケーションを状況に合わせて使い分けることが難しい状態を差します。
非言語コミュニケーションとは、顔の動きや声のトーン、しぐさなど、言葉以外の手段を使った意思疎通方法のことです。
例えば、下記の特徴があります。
比喩やユーモアがわからない
相手に合わせて言葉遣いを変えることが困難に感じる
相手が何を言いたいのか察することに困難を感じる
挨拶や情報共有などが困難に感じる など
特定不能のコミュニケーション症・特定不能のコミュニケーション障害
前の項目でご紹介した4つの障害にあてはまる症状は見られるものの、完全には診断基準を満たさないケースがあります。
上記の場合は「特定不能のコミュニケーション症・特定不能のコミュニケーション障害」に分類されることがあります。
一概にコミュニケーション障害といっても実は色々と種類があるものなのです。
社会ではコミュ障と簡単に言ってますが、実は色々と種類があり、中には「その一括りで考えていいの?」と思われるものもあります。
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コミュニケーションに困りごとが起こる他の疾患
人とのコミュニケーションが上手くいかないという悩みの背景には、別の疾患が隠れている可能性があります。
コミュニケーションに困難が生じる疾患は複数あります。
発達障害
不安障害
パーソナリティ障害
知的障害
てんかん
社会不安症 など
コミュニケーション障害というのが簡単に言っていいものなのかどうか、これでわかりましたよね。
簡単に人にコミュ障などと馬鹿にするのはナンセンスです。
こういう合併症がある以上、簡単に見ていい問題ではないのだと思います。
参照文献:りたりこワークス
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