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日中ミックスの娘、「キャプテン翼」にはまる。が・・・

小4の娘、最近ネットテレビで
日本のアニメ「キャプテン翼」を見つけて
はまってます。

日本語音声に中国語字幕がついたものと、
中国語吹替が選べるのですが、
娘が選んだのは・・・・・・


中国語吹替版。


しかも、

「日本語のはイヤだ」

と言った。。。
微妙にショックでした。

兄弟どうしは中国語で会話しているので、
中国語が優勢なのはわかっていましたが、
最近まで日本のテレビもよく見ていたのです。

毎日朝食の際に日本のテレビをつけていたのですが、
中国現地小学校の保護者会で、
高学年になったらそろそろ時事ニュースや新聞などに
触れる機会を作るのが良いという話を聞き、
朝食の時、毎日中国語のニュースを見せることにしました。

そうして数か月経つと・・・・

夕方や夜の時間にも、
あまり日本語のテレビを見たがらなくなりました。
おまけに、母との会話の中でも時節日本語に詰まり、

「〇〇(中国語)」って日本語で何て言うんだっけ?」

と聞くようになりました。

子供の言語って、結構あっというまに変化するものなんですね。
進化するのも早いけど、退化するのも早い。

中国で生まれ、中国で暮らし、中国人の友達と遊び、
父親やじいちゃんとも中国語を話しているんだから、
いったん中国語へ切り替わりだすとあっという間です。

日本語も伸ばしていってほしい気持ちもあるけど、
中国現地校に通っているなら、
全教科に影響する中国語力が大事なのはいうまでもないし。。。

かつて、国際結婚して生まれた子供は
自然に両方の言葉がネイティブ並みに
できるようになると思い込んでいましたが、
そんな夢みたいなことを無邪気に信じていた頃が懐かしい・・・、
現実はそんな甘くないですね。

誰もが等しく1日24時間しかない時間を
中国語と日本語を行ったり来たりしながら過ごしているのですから、
中国語にせよ、日本語にせよ、
24時間単一言語に浸っている子供たちと
同等の言葉の使い手になるのはなかなか簡単じゃありません。
環境的にはほぼ中国語なので、日本語は消えやすい言語です。
守りたい言語だけど、子供たちの現地校での勉強を考えると
中国語を第一に考えるべきだと思っていますし、
少なくとも一つはネイティブ並みに身につけさせたいと思った時、
わが家の場合、その言語はたぶん中国語。。。なんだけど。。。

子どもの言葉のことを考えると、
いつも母として心揺れるつばめです。


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