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ブダペストに短期移住して思ったこと

現在、世界各国を転々と移住している私が1カ月間、ハンガリーのブダペストに滞在して気づいたことや思ったことなどを紹介させて頂きます。ブダペストへの留学や移住を検討されている方のお役に少しでも立てばと思っております。

■ブダペストはどんなところ?

ブダペストは中央ヨーロッパの国ハンガリーの首都で人口は約175万人です。ローマ帝国の時代からの歴史をもつブダペストには様々な観光スポットがあります。

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また街の中心にはドナウ川が流れており、そのエリアを中心に様々なお店やレストランが軒を並べるヨーロッパきっての観光地です。

■気候について

私は2022年の6月に約1か月、ブダペストに滞在しました。多くのWebサイトでは『ブダペストは夏場でも30℃を超えない』という情報がありますが、2022年が特別だったのか、はたまた地球温暖化の影響か分かりませんが、6月の時点で30℃を超える日が多くありました。しかし、日本より湿度は低いため、外出中は耐えられないほどの暑さというわけでなかったです。

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ただし、私が滞在したアパートにはエアコンが設置されていませんでした。これは私のアパートが特別という事ではなく、ヨーロッパでは多くのアパート、特に古いアパートではエアコンが設定されておりません。そのため、特に昼間は窓を開けて涼を取る必要がありました。滞在時期を選べるのであれば、春や秋に訪れることをオススメします。ちなみに冬場は氷点下に達する日もあり、東京より少し寒いようです。

■通貨と物価について

ハンガリーの通貨は【フォリント】です。2022年6月現在、1フォリントは約0.35円になります。街の至る所にあるATMではフォリントとまたユーロの引き出しが可能ですが、滞在中にユーロを使うことはありませんでした。またお店やレストラン、博物館などでは大抵クレジットカードが使えるので、現金を使う機会はそれほどありませんでした。しかし、市場やローカルショップなどではカードに対応していない場合もあるので、ある程度のフォリントは常に持っていた方が良いかもしれません。

続いて物価についてです。全ての項目において日本より物価は高いと感じました。自炊するにあたり購入する食材や普段の生活用品においても、やはり1か月ほど滞在するとかなりの出費になりました。またレストランでは、かなり予算が必要になります。食堂のような庶民的なレストランであっても一人2000円以下でランチを済ませることは難しく、観光エリアのレストランであれば3000円~5000円の予算が必要になります。なお、交通機関においては日本より比較的に安く地下鉄やバスにおいては1回の乗車で350フォリントで乗ることができます。

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