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1%の可能性

先日スタッフ全員とミーティングをして、自分自身も初心に帰ることがたくさんあった。


「毎日続けること」


ミーティングの内容はこちらに共有してあります。↓

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10年前、店を始めたときはお客様が全然来なくて「どうしたらいいんだろう?」と毎日悩んでいた。
店の前の人通りは多く「うちの店だけ透けてるのでは?」とすら思った。


ブログを毎日書いてみることにした。今思えば、ブログなんて拡散力もないし、誰が読んでくれているかも分からない。たまにコメントしてくれる人がいたけど誰かはわからない。
同じプラットフォームで同じようにブログを書いている人ならどんな人か、は分かるけどコミュニケーションを取ろうにも取れない。

さらには「毎日書いている」からと言ってどんな効果があるか全く数値化できない。いわゆる”費用対効果”で1記事書いたら10人お客様が増える、ということがそこではあまりにも不正確で決定されていないのです。

それでも、本当に毎日書いた。ひたすら書いた。今のように1500文字前後で書いていたわけじゃないし、拙く幼い、日記と店の宣伝のミックスだったけどとにかく書いた。
今読み返しても全く面白くない。恥さらしだったろうとすら思う。
(でもたまにいいこと言ってる)

それでも「毎日」続けた。


なにもしていなかったら「なにもない」。
けれどなにかしていたら「なにかがある可能性がある」のだ。

お店は10年間で大きく集客を伸ばした。

暇な日もあるけど忙しい日の方が多い。

でもそれは「毎日ブログを書いたから」なのか?その因果関係はわからないままだ。

もしかしたら一切関係なく、商品やサービスなどのお店の力が上がり集客力が上がっただけかもしれない。

けどそこに「ブログを毎日やっている」という事実がある以上関係ないと「断言」することはできない。
なにもしていなかったら100%関係はない。だって「ゼロは前にも後ろにも進まない」のだから。

たったの1でもいい。小さいなにかをしていたらそれが回り回って何かに繋がっている「可能性」がある。

たまに「自分なんかがやっても…」「そういう発信とか恥ずかしくて」という人がいるが自意識過剰だ。
「お前は安室ちゃんか」と思う。

下手でもなんでもいいから「歩を進める」というのは大事なことだと感じる。

僕らのような無能な人間であればあるほど必要なことだ。

1%でいい。可能性を上げろ。


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