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いいねが押せない

noteやinstagramには、スキやいいねという自分のポジティブな感情を伝える便利な機能があります。いいねを押してもらうととても嬉しいのだけどそれはいいねと思われているのが分かるからです。承認欲求とかいう話ではなく自分が発した何かに対してそこにポジティブな感情が発生していることが単純に喜ばしいからですね。


それがとても嬉しいのだけど、ふと「自分はどうだろう」と考えたら、自分からそれを押すというアクションが非常に少なかったのです。
それは決して良くないから押さないという理由ではなく、自分の無意識の行動の中に元々「投稿を見た後にいいねを押すというワンアクション」が含まれていなかったんです。

スマホネイティブ世代ではないからいいねを押すアクションが染み付いていないからなのか、ただの個体差なのかはわからないけど少なくとも自分にそれが備わっていないことが最近分かりました。当てもなくスクロールするのは好きなんだけど。

それからというもの、無意識の自分の行動を観察することを増やしたんですね。
田園都市線のホームのどのあたりで自分が立ち止まるのか。
どんなタイミングでスマホを取り出すのか。
駐輪場でどのあたりに停めているのか。
混んでいるから他の車両へ、という意図した行動ではなく例えば音楽を聴きながら何も考えずにホームへ行き、何号車のところで電車を待とうとするのかという潜在的な行動にかなりの法則があるのです。それはなんなんだろうなぁと考えるようになった。自分で「いいねを押す」ことも同じで意識しないと押さないのだということが分かったので必ず記事や写真を読み終わった後にそこで立ち止まるようにしています。

別にそこまでして押さなくてもいいのかもしれないが自分がいいねを押してもらうとそのポジティブなエネルギーが無条件に嬉しいのでそれって返さないといけないなぁと思うのです。
単純にいいねと思ってくれているのだなということが伝わるので自分もきちんと伝えていきたいと感じたから。
もちろん全部を見ているわけではないし、本当にいいと思ったものしか押さないけど。あと、あれですね、お店や会社、クリエイターさんなんかのアカウントに対しては応援という意味もありますね。商品やサービスを支えてもらっているという気持ちになります。

押さないのではなく、押せないいいね。
それを意識して押すようにしています。「いいね」と思ったのだからしっかりアクションにしていきたい。
いいねを押そうと思ったのだけど押さなかった、というのは存在しない。

不思議なもので、無意識だとただスクロールするだけ。いいなぁと思ったらちゃんと押すというアクションを起こしていきたい。
それが応援や、力や、喜びというポジティブなエネルギーになる。


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