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独りでも、散財しなくても

フルサイズカメラの購入を踏み止まる

カメラ新調を検討して、せっかくだからフルサイズを・・・と夢を膨らませてはみたものの。
現実的に考えた時、実用面でフルサイズには問題が多々あることが判明し、勢いで買ってしまうのは自重することに。

フルサイズは、ボディ以外にもあらゆるものが高い。キットレンズ付きを買うなんて無粋なことはしません。結局ボディよりレンズが重要なことなんて百も承知です。
おそらくこういうのは、一度買ってしまうと自分にそれが向いていないのだとしても、何かと理由を付けて現実を直視ぜず、間違った方向に延々と投資してしまう気がします。

現実的な落としどころを考える

近接で室内の物撮りメインなら、APS-Cで留めておくのが無難でしょう。現状マイクロフォーサーズで、雨が降ったりして日中でも部屋に光が差し込まない場合に、思った写真が撮れないというのが問題なのですが、愛用するLUMIXはAPS-Cのラインナップが全く存在しませんので、必然的にメーカーを乗り換えることになります。LUMIX×LEICAレンズの画作りや色表現については、とても好みではあるのが惜しい。
機械モノのシャープな輪郭表現を再現するにはSONY系の方が適しているとは思います。そのあたりのAPS-Cで撮ってみて、今までとは違う方向から写真が面白くなるというのはあるかもしれません。

すぐにこれと決めずに、半年はのんびり

APS-Cに照準を絞って候補をあれこれ考えてはいますが、別に今すぐ買わなくてもいいや・・・ぐらいにのんびりしています。
オーディオの方でもそういう傾向があって、考え出してから実際に買うまで半年とか1年ぐらい寝かせておいて、その間ずっと頭の片隅に置いているようなタイプです。
金がなくて買えないんじゃなくて、別にいつでも一括で買えるけど、あえて今これと決めないで据え置きにする。ここで実際に買う段になるまで、ものすごい右往左往してます。そうやって考えること自体が好きなのかも・・・
とは言っても、今のLUMIX GF9と SUMMILUXが全くダメなわけじゃない。撮影時の条件が揃えばスペック以上の表現力を持っていることは、これまでの経験で十分に知っています。要はダメな日に無理して撮らなければ良いだけです。

独りでも、散財しなくても

最近ではオーディオ機器の購入も一段落が付きました。そして今度はカメラの新調か・・・?と思えば、私のいつものパターンですぐとは決めずに据え置き。
というわけで、興味の幅が狭い私はもう散財をする方向が消失しました。CD(DL購入含む)と本は単価低いのでいくら買っても「散財」って感じはしないので・・・

こういうとき、金を使わなくても日々を楽しく過ごせる人が、本当の意味で「勝ち組」なのではなかろうか。或いは、最近ではもうコロナを出現初期ほど怖がる人は減り、街に繰り出し人と会い平常を取り戻そうとしているが、別にその場に居合わせる他人を必要とせずとも、ただ自らの内心と対話し、ひたすら書き留めることそのものを楽しめる。これからの時代は、やはりそんな人が「強い」であろう。

私がnoteを始めた理由の付随的なものの1つは、オーディオ以外の対象についても「内心との対話」を書き留める場所を作りたかったのである。これだけで、私は独りであっても、散財しなくても、いくらでも時間を費消できるのだ。


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