大瀧詠一さんを聴けば聴くほど。
大瀧詠一さんを聴けば聞くほど日本語をポピュラー・ミュージックに落とし込む作業と遊び心にすごく感心するし、感銘さえします。 いまのj-popがあるのも、彼のような存在がいたからでしょう。 はっぴえんどの時代はバッファロースプリングフィールドを意識してソロの時代は フィル・スペクターを意識してそのサウンドに日本語をうまく乗せて歌った 。
日本語は平らでリズムに乗りにくくって大変だった当時、
ロックンロールやポップスにうまく適応させている。
大瀧詠一さんの作った曲を聴くと創意工夫や解釈や遊び心を学べる気がするし、こっちまで音域認識や耳が鍛えられる気がする(笑)
それと大瀧詠一の素朴さの中やわらかい歌声と美しい鼻濁音も良い。すこしこぶしの効いた節回しも良い。