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テスラモデル3購入体験記#19〜買って分かった戦略・進化。未来妄想編その2〜

テスラの進化への期待。目が離せない
前回は、戦略の宝庫テスラの強さの秘密と未来への期待についてnote。
今回も、妄想は続き、その他の戦略と実現してほしい世界の未来予想を妄想します。


■おさらい:大きな4つの期待

前回のnoteでは、テスラを使ってみて分かった戦略と未来の進化への大きな期待についてまとめました。※1

期待1:地球温暖化解決という大戦略への期待
地球温暖化の解決と自社の事業拡大を両立させる
CSVグリーンエコノミーの大きな流れに乗り、未来に向けて進化する期待。
テスラのブランド力に寄与してます。

期待2:エネルギー。電気との垂直統合への期待
従来のEVメーカーとしての進化だけでなく、総合エネルギー企業という社会インフラ企業としてエネルギーとEVの垂直統合する進化への期待感。

期待3:ソフトウェア。自動運転での圧倒的価値
自動運転による交通事故撲滅への期待。
そして、移動提供サービス企業という新しい社会インフラへの進化への期待。

期待4:ハードウェア。自社工場と内製
ソフトウェアによる圧倒的な付加価値だけでなく、自社工場コア技術の内製化による、より効率的で、より高品質、低価格なEVメーカーへの進化への期待。
圧倒的な強さの差別化戦略による競争力の進化。

■顧客と直接つながる。コネクテッド

車の革命「CASE」をテスラは実現しつつあります。
 Connected(コネクテッド):どこでもNWに接続
 Autonomous(自動運転):無人での運転
 Shared (シェアリング):移動のサービス化
 Electric(電動化):電気で持続可能な環境へ
ではコネクテッドでどのような顧客体験を実現しているのでしょうか?

D2C(ダイレクトトゥコンシューマ)
D2Cは顧客への直接販売。スマホでポチ!
従来の車メーカーのように代理店を通さず、EVを直接ユーザへ販売しています。だから店舗もない。
青山店は試乗の拠点で、納車は川崎の別拠点のデリバリーセンターに取りに行くスタイルです。

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その効果は、代理店手数料や店舗の維持費を削減。
消費者にEV自体をより安く提供できるからです。

ダイナミックプライシング(動的価格設定)
さらに、直販なので、自分で値段が設定できます。
代理店販売は卸売でEVを販売したあとの価格は代理店が決めます。色々な理由での値段の変更がすぐにはできません。
世界市場を前提にしている以上、コロナでのサプライチェーンや為替影響の反映を機動的にできることは、経営にとても有利ですし、消費者に誠実な姿勢を示すことができますね。
実際に私が購入したきっかけは、上海での製造開始に伴ってモデル3が80万円近く値下げになったこと。一方で、最近は為替や原材料の高騰の影響か40万円近く徐々に値上がりしているようです。

インフルエンサーマーケティングで広告費0円
テスラは広告費用0円。広告を見ません。
購入した人の評判が全て。今は中断していますが、購入車からの紹介特典が
もらえる紹介プログラムだけ。
このnoteのように、購入した人の体験がSNSなどで口コミとして拡散し、広告宣伝の役割を果たす、インフルエンサーマーケティング。

走行データの収集と活用
さらに、直接お客様とつながることで、改善要望を吸い上げ、直接コミュニケーションも出来ます。
実際の走行データ、車の状態情報を吸い上げるて、今、顧客や世界で何が起こっているかを収集でき、さらにAIによる分析をします。
その不便や不満に対し、新サービスを提供し、さらに改善を繰り返すことが可能となります。
車の機能改善をNWを活用したソフトウェアのアップデートで実現しているのがその例ですね。実際、使っていてその進化が楽しみになってます。
従来の売り切りモデルではできません。

独自CPUとAIの内製化
テスラは車に載せる頭脳であるCPUと各車両から収集したデータを解析するAIを独自に開発。
これは前回述べたコア技術の内製で、時間とコストはかかりますが、他社との差別化に最も有効な手段。
コネクテッドで集めた情報から刻々と変化する外部の世界を認識する技術自動運転のアルゴリズムを、実験でなく、実ビジネスの中で改善し続けています。

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■今後の進化。未来予想図を妄想

次に、戦略から見える未来予想。
「こうなるといいな」をここから妄想!

自動運転への期待(未来予想図1)
スマホで呼べば、マイカーが無人で迎えに来る世界
自動運転の究極は無人化。そう、ロボタクシー
仕事もマイカー出勤。そのまま車は会社の周りで帰宅の時間までカーシェアリングとして稼働。
駐車料金もいらず、副収入を稼いてくれます。
カーシェアを使いたい人はテスラアプリから、ウーバーのように目的地を選択すると時間も料金も事前に確認できます。
車を呼び、スマホで解錠。目的地に到着したらそのまま降りるだけで自動精算は完了です。充電不足になれば、スーパーチャージャーまで自動運転します。
充電用コネクタ接続は、現在開発中のテスラロボがサポート。※2
もちろん、丁寧な手洗い洗車つきです(笑)
スーパーチャージャーとテスラロボットは、セットで社会インフラになっていきます。

新しい社会インフラへの期待(未来予想図2)
テスラの普及で世界中大きなバッテリーが移動
将来、ソーラーシステムで貯めた電気を、送電設備がないところまで届けることもできます。
給電機能や、テスラ自体が太陽光で発電する機能も備えることができれば、被災地にむけ電力供給や物資を届けることができます。
そして、宇宙からの衛星通信、スターリンクを搭載することで被災地でも、NWにつながります。
災害救助の為、援助物資とともにテスラロボを載せ、遠隔地から操作することで、専門家による救助の活動も可能になります。

事業拡大への期待(未来予想図3)
EV製造工程の上流では、ボーディングカンパニーの掘削技術を転用し、原材料の効率的な採掘とあわせてリサイクルによる原材料100%回収を実現し、持続可能な仕組みを構築します。
下流のサービスでは、通信によって収集した運転履歴によってスコア化。自動運転FSD機能の提供を判定することによる、安全運転を促進します。
結果、自動車保険も安価に提供。
故障の予兆分析により、サービスカーを派遣するなど故障防止や故障後のロードサービスや車検など車の維持メンテナンスを即時対応で安価に提供可能になるでしょう。
これらすべては、自動運転で培ったAI技術による集中管理制御で、迅速かつ最適なオペレーションを実現。
テスラロボも、経験を積むほどに人間に近い能力を備え、単純で危険な活動だけでなく、修理や顧客対応のおもてなしもできる世界になります。

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※東雲サービス拠点。修理に行くという概念もなくなる?

■お金の流れが変わり始めた

テスラはグリーンエコノミー企業銘柄の投資先として資金を調達しやすい環境が整っています。
カーボンクレジット取引でも、CO2排出企業から資金を集めることにもなります。
技術と資本が集まれば、人材も集まり、新しい技術革新が加速、イノベーションが実現します。
世界が変わる。
テスラへの期待は留まるところを知りません。

【紹介コード】500km分の無料充電特典

テスラの理念に共感いただいた方に個別に紹介特典をプレゼントします。
ご希望の方は以下のリンクから、個別メッセージでリクエストください。
500 km相当分のスーパーチャージャー無料充電の特典等をご進呈。

(手続き方法)
個別メッセージをいただいたあと、別途、ご紹介するリンクから購入手続きをするとモデル3、Yで1500クレジット(500Km相当のスーパーチャージャー無料充電特典と交換可能)がテスラから進呈されます。
詳しくは、紹介リンク先にてご確認ください。
購入を検討される方はお早めにご活用下さい。
素晴らしい「テスラ購入体験」となるよう祈ってます!
※なお、キャンペーンは突然終了する場合があることをご了承ください。

(参考リンク)
※1:体験記#18:購入した分かった戦略・未来予想
※2:日経新聞:人型ロボット開発の発表記事より


#テスラ #モデル3 #体験記 #未来予想   #サスティナブル #カーボンニュートラル #CASE

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