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【食事5】たんぱく質〜protein〜

1.働き
2.たんぱく質の消化経路
3.アミノ酸
4.動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の違い

1.働き
・筋肉・臓器・皮膚・毛髪などの体構成成分
・ホルモン・酵素・抗体などの体調節機能成分
・人の体の約20%はたんぱく質から作られています。

2.たんぱく質の消化吸収経路
胃→十二指腸→回腸→空腸→小腸で消化される。

たんぱく質→ペプチド→アミノ酸へと形を変え、小腸の粘膜から吸収され、血流にのって肝臓へ運ばれる。

3.アミノ酸
・人の体のたんぱく質は、20種類のアミノ酸で構成されています。

20種類のうち、
11種類は体内で合成することができる「非必須アミノ酸」(NEAA)と、
9種類は体内で合成することができない「必須アミノ酸」(EAA)
があります。

\\必須アミノ酸は食事から摂る必要がある!//

【必須脂肪酸(EAA)】
・フェニルアラニン
・ロイシン
・バリン
・イソロイシン
・スレオニン
・ヒスチジン
・トリプトファン
・リジン
・メチオニン

★覚え方は 「フロバイス,ヒトリジメ」^ ^

BCAA」とは何か?
→「分岐鎖でアミノ酸」と呼ばれ、
必須アミノ酸である、バリン、ロイシン、イソロイシンのことをいう。

ヒトの筋たんぱく質中BCAAの割合は、約35%にもなっています。よって、筋肉づくりを果たすBCAAの役割は大きく、逆に運動中に分解する量もかなりあると言われている。
→BCAAを摂取することによって筋分解を防ぐことができる。

4.動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の違い
【動物性たんぱく質】
→牛、鷄、豚、魚、卵
体内での利用率→約90〜99%

【植物性たんぱく質】
→大豆、豆類
体内での利用率→約70〜90%

利用率の違いは、
植物性たんぱく質は、植物細胞壁や繊維質などにより消化時に酵素などへの抵抗があったり、アミノ酸組成の関係で体内での利用率が減るためだそうです。

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